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股野 特大
股野 特大
novelistID. 38476
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私は夢見る夢子 エッチな夢を見る

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医者はサイボーグ



私は夢見る夢子。エッチな夢を見る。


私はこう見えて、いや見える通りおっちょこちょいだ。
久しぶりの夫が出張から帰ってきたその日、気は重く自転車を漕ぐのもしんどかった。
「家に帰りたくない・・」
重たい、重たい・・・ついつい力が出ない。気は重たくても体重は軽い。小柄なのだ。
強い風が吹いた。
よろけた・・・・それが運の付き始め、あの医者と会うきっかけとなった。
倒れた・・・。風が吹いて倒れるなんて、どんだけ気が落ち込んでたんねん・・だ。

倒れた拍子に肩を脱臼した。
もともと年甲斐もなく30数年バドミントンをしていたから、肩はイカれていた。
痛い、痛い、旦那とはいたくないけど痛い(つまらん・・)
その夜、それでもまた大好きなバドミントンへ行った。
鈍感なのかバド命なのか、痛いながらも練習した。
翌日、病院へ行った。
「重症です。入院です。手術です」
「そんな~、やっと主人は出張へ出かけたんですよ」
「はっ?」
「やっと心が軽くなったのに」
「知りません。そんなのどうでもいいです。手術が必要です」

私は今までお産でしか入院したことがない。
だから、入院イコール先生の前で股を広げる・・・しか頭に残ってない。
いやぁ~~~恥ずかしい・・・歳は50をとうに超えている・・・失礼。
別に股を広げたのは旦那と先生以外にもいるのだが、なにせここ数年は広げていない。
カビが生えてるかもしれない。
臭うかもしれない。
もうアソコだけは60過ぎと判断されるかもしれない。

ちゃんと洗ってはいたが使ってないことで、私のお股は年寄りな気がした。
肩の手術なのに私は股の心配をしている。
アホだ。
妄想癖がありエッチでスケベ、そして心配性と健忘症が同居している。
そして、どこでも寝る。(おいおい、図太いじゃないか)

そして私は医者の策略どおり(ちゃうやろ)入院となった。
そして個室にしてもらった。
一生に一度あるかないかの緊急入院だ(お産は別だけど)
旦那は「いいよ」と言ってくれた。
感謝している・・それは、それは・・・・実は・・・
個室じゃないと一人エッチが出来ないからだ。
股は男に捧げないが・・・いや、広げないが旬ちゃんが(あの河原の男)
使ってくれたような石(実は似たようなものを探しに行った)が私のセフレだ。
誰にも言えないが「石」を愛用している。
だけどいずれ飽きるだろう。
でも、その石の名前は「旬ちゃん」にしている(笑うな)