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股野 特大
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novelistID. 38476
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私は夢見る夢子 エッチな夢を見る

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オカダ覚醒する



私は夢見る夢子。エッチな夢を見る。

私は町のバドミントンクラブのお局だ。20年近くその倶楽部でやっていると、いろんな人間が入会してくる。
オカダさんはバスの運転手。去年、定年で会社をやめた。
いつも金魚の糞のように私に付きまとう彼には妻も子もいる・・・・やだぁ~、あたし流行りの不倫?
週刊誌にスクープされたらどうしよ?
ダブル不倫で私の人生ボロカスだわ(誰も興味ない)

どうでもいいんだが、このオカダさんは興味を引く。
奥さん娘には「帰ってこなくていいよ」と言われて、現在別居している。
家庭の不満をよく口にするが、正直言って「ねちっこい野郎だな」である。
「こうした方がいいんじゃない」
「ああした方がいいのに・・」
柔らかな口調だが、あきらかに「してくれ!」の不満だ。
あまりにも、ねちっこく言うものだから奥さんには「チッ!」と舌打ちされてしまう。
まあ、他人の家庭のことだから面白いだけですむのだが、かまってくれる相手がいないのかターゲットは私に絞られた。(まったく~)
なんでもしてくれる便利な男であるのだけど、エロがない。

さんざん私が胸を見せたり、わざとスキを見せてるのに触ってきたり誘おうとしてこない。
別に私が好意を抱いてるわけではない。
からかっているだけだ。
私はエッチでスケベだ。そして好奇心がある。
しかし、ここまで無視されると「付き合ってやってるんだぞー、お前も付き合えや」となる。
きっと彼は弱気で意気地がないから、私の胸の谷間を見て家でしょぼく、1人エッチをしているんだろう。まあ人畜無害なのだが、私は彼のエロ本ではない。

しかし、彼は内気なだけでエロさは私以上にあるのかもしれない(いや、ないな)
同じ運転手のタカオは性欲の塊みたいなやつだが、まだオカダが可愛い許せる。
そのオカダが夢の中で豹変したのには驚いた。
どうせなら、リアルで豹変すれば面白いのに・・・と、無責任だから思う(笑)