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股野 特大
股野 特大
novelistID. 38476
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私鉄沿線物語

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由美のマンションの部屋の玄関を開けると、中谷にも見慣れた部屋だった。
家具とか家財道具で随分女の子らしい部屋に変わっているが、最初に二人で訪れた時を思い出した。
「お邪魔しま~す。へぇ~、随分変わるんやねぇ~」
「なんだか恥ずかしいわ・・・いらっしゃい」
「なんだか照れるね。それとお客様のところへ立ち寄ってこんなことしていいのかという変な気がわいた」中谷は笑った・
「そうなの?私だって不動産屋さんとはこんなこと初めて。おかしいよね」
「住み心地はいかがですか?」
「えぇ、とってもいいです」由美は笑いながら言った。

中谷は由美の部屋を一通り見渡すと
「じゃ、さっきの続きを・・」と言った。
「えっ、すぐに?ビールでも飲みましょうよ」
「車だし・・」
「駐車場に朝まで置いてけばいいじゃん。そして朝帰り・・」
「・・・う~~ん、それもいいか・・・」

中谷は由美に進められるまま小さなテーブルの前に座った。
テレビをつけようとしたが由美に止められた。
「あんまりテレビは好きじゃないのよ。一応、置いてるけど」そう言って、そのかわりアイポッドから小さく音楽を流し始めた。品のいいポップスだった。
お互い缶ビールで乾杯した。
先ほどまで車の中で夢中にお互い燃えたのが少々照れくさかった。
静かな部屋での言葉をかわさぬ時間が、なんか息苦しくなる。
二人どちらからともなく話そうとした時

ガァーーーッ。。。電車が通過する音が聞こえた。

中谷は窓に振り返り「やっぱ、うるさかったかな?」と聞いた。
由美は「ううん」と首を振り、中谷のそばに寄ってきた。

「もっと飲む?」
「・・・うん」
それは酔って、二人でイイコトしましょという合図のようだった。
あまり言葉をかわさず半分ほどお互い飲んだ所でキスをしだした。

「電気消してもいい?」由美が聞いてきた。
「ええよ」

由美が立ち上がり電気を消した途端、中谷は由美の足元にキスを始めた。
それからゆっくり座ってきた由美を横にすると、さっきの続きのように中谷はブラウスをめくり由美の大きく張った乳房を吸い付き始めた。

あんっ!

低いソファーに仰向けになった由美はブラウスを脱がされた。
暗闇の中で白い上半身が浮かび上がった。
中谷は由美を脱がせながら自分も服を脱ぎ始めた。
由美のブラウス・・・自分のシャツ
由美のスカート・・・自分のジーンズ
お互い下半身の下着だけになった二人は、どちらかともなくお互いの性器を触りだした。
中谷のボクサーパンツの中には固くて部分柔らかい凶器のようなオスの証が膨らんでいる。
由美の薄く細いパンティは先ほど散々中谷に弄ばれたせいで、谷の辺りは濡れていた。

由美は中谷の膨らみを撫でる。撫でる手は隅から隅まで探検、確認するように動く。
時々、竿の先から濡れた液を確かめるように指先でそこばかりを触った。
大きさを図るように親指と人差指で挟んだり、硬さを確かめるように強く撫でたり、由美は新しい男の股間を下から触った。
そして、だんだん硬くなってきた所で中谷のパンツを下ろし、中身を開放させた。
ビヨンっ!とバネ仕掛けのように飛び出てきた。
柔らかいのに固い、そして熱い。

覆いかぶさっていた中谷はもどかしく、その凶器を由美の顔に近づけてきた。
由美の口から漏れる吐息が中谷の肉棒にかかり、中谷はますます抑えきれなく由美の顔に棒を差し出した。
咥えてくれってことはわかっている。
由美は少し顔を起こし、棒の角度に合わせて口に入るように顔を近づけた。
半開きの口の中に中谷の熱いものが入ってくる。
それは無理やりというわけでなく由美自ら受け入れるように、口奥深くまで棒を入れた。

ふぅ~~~っ 中谷から吐息が漏れる

由美は口の中のものを舌で舐めあげる。
出し入れしながら舌を使い、吸い付いたり、少し強めに咥えたり、強弱をつけながら中谷の快感を誘った。口いっぱいに頬張る恥辱感もまた淫靡な感じだ。

まるで他人だった二人が意気投合して、いつのまにか性器を触り合い舐め合う。動物的なセックスだけどやることは皆同じだ。好きになれば合体したくなる。
それは付き合った時間が長いからとか、深く関わったからとかじゃなく、なんとなく偶然にそうなってしまったでもおかしくない。
セックスの始め方の教科書と正解はないのだ。
なんとなくそうなった・・・が、一番自然なのかもしれない。

中谷は由美のパンティを脱がせ、素っ裸にした。
そして、しゃぶり尽くそうと夢中になってる由美をまたいで、中谷も由美の黒い茂みの中に顔を埋めた。
少し足を広げることに協力してもらい、太腿の緊張の緩みを溶くように舌を這わせ、膝から太腿の内側へヌルリとした舌を滑らせていった。
茂みの中から温かい息吹のようなものを感じる。そこから息をしているわけでもないのにハァハァと確かに蜜壺は喘いでいた。
粘膜のヌルリとした感触が舌にあたり、由美の大事な秘密のおマンコに接触したのが分かる。
口の周りに由美の陰毛がまとわりつく。
花芯の硬さをほぐすように舐めあげ、おマンコ全体を上から下へジュルッと舌をはわせた。
何回か、上下に硬い蕾、穴奥、肛門の方へと舌を滑らせると中谷の顔の周りは由美の愛液でぐっしょりになった。

ぷはぁ~・・・
息を大きく吸い込んで、また潜水でもするかのように中谷は執拗に由美のオマンコに潜り込み何度も舐め上げた。

由美はその間、中谷の棒を咥えこんでいた。
鼻から息を吸い、塞がれた口に不平を言うともなく、中谷の舐め上げる快感と口の中の棒の熱さといやらしさに、少し開いた口角から吐息を漏らすのであった。

お互いの性器を舐め合い、どれくらい時間がたったであろうか?
また、窓の外ではガァーーーッと電車が通過する音が聞こえた。
きっと中谷はそのことさえ気がついてないであろう。
しかし、由美はその音に花芯が熱くなる。


「入れていい?」中谷が聞いてきたが由美は黙っていた。
ここまで来て、わざわざ許可なんかいらないのに・・・

中谷は反転すると、先ほどまで由美の唾液で濡れ光る固くなった棒を、柔らかい由美のおマンコにあてがい、竿の部分でクリトリスをこすり始めた。強い圧迫感とこすれる摩擦で快感が波のように由美の身体に押し寄せて来た。
粘液のせいだろうか、唾液のせいだろうか、滑るように竿はおマンコの豆を刺激する。
中谷は自分の肉棒を片手で持ち、あきらかに押さえ圧迫して由美の陰核をいじめてきている。
上下にヌルヌルっと動くたび豆の何処かが気持ちのいい悲鳴を上げる。そしてそれに共鳴して由美は口から、あぁ~と息を漏らした。

あぁ~だめ・・・そんなにそこを擦っちゃおしっこが出そう・・・
快感と不快感のはざまで腰が左右に動く。腰がダメダメと言っているのだ。
もう、とっくに蜜は溢れ、入ってくるのを待っているのに焦らされる快感が頭を真っ白にさせる。
早くちょ~だいっ!
嘆願の言葉の代わりに由美は腰を上下に揺らしたり、左右に振ったりして意思表示をした。

「由美ちゃんてエッチだね・・・」
その言葉がまた由美を淫乱に導く。
それって「素敵だよ」にも聞こえるし「はしたない」にも聞こえる。
由美は思わず声に出した。
「入れてぇ~~!!」
作品名:私鉄沿線物語 作家名:股野 特大