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紀之介
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何だと思う?
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翌日の朝の教室。
「…もしかして、また今日も置いてあった…とか?」
尋ねられた睦月さんは、ぎこちなく頷きます。
机の上には、昨日と同じピンク色の紙が広げられ、ハート状の石が2個 置かれていました。
「昨日と石と合わせて、ハート石が合計3つか…」
何故か感心した様に、桔葉さんは呟きました。
「それだけ石を見つけるの…結構、大変そうだよねぇ」
見当はずれな感慨に、睦月さんがムッとします。
「そう言う問題じゃない!」
作品名:
何だと思う?
作家名:
紀之介