小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

☆高枝切りバサミに切られし魂☆

INDEX|2ページ/3ページ|

次のページ前のページ
 




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気が付くと少女はベットの上だった。
少女は、周りを見渡し、病院であることを理解する。
目の前には看護婦が、いそがしくしている。
程なくして、医者がやってきた。

「君・・これ何本に見えるかな?」
医者は自分の指が何本か問うているようだ。

そんなことは、私にはどうだっていい。
私に一体何が起こったの?
判らない・・・

 「わたしは・・・何?」
 「私は誰?」


医者は、表情は険しくなり、少女に触れる・・・
少女は鳥肌が立ち始め震えはじめる。。

医者は少女に事の経緯を説明した。

レビンという名前。
ハーフであるということ。
原因不明の鳥肌疾患があること。
そして・・・記憶喪失ということを説明する。

レビンには、両親がいない。
孤児として育ち20となり成人を迎えている。

そう・・・
レビンは既に大人になっている。

病院に運ばれ昏睡状態となって5年が経過しているのだ。




だがレビンは穏やかだった。

余りにも目の前に沢山の課題が積み上げられていて、その課題に向き合う気になれなかったからだ。

だけど時間は刻々と進んでいく。


リハビリはオートメーションのように強制された。

だがレビンにとってはリハビリは苦しいものではなかった。

余計な事を考えて課題へ向き合わなくてもよい分、体を動かすしているほうが、遥かに楽だったのだ。

現実逃避の為と言えば聞こえが悪いが、レビンにとっては、リハビリが救いだった。




レビンは順調にリハビリで回復していき、外で運動もできるようになった。

レビンは、外の世界を5年ぶりに感じた・・・

懐かしい感じが漠然とする。。

だが、レビンは欠けた記憶と課題が気になって仕方がない。。

レビンは、不満と不安を打ち消すように、我武者羅に社会へと飛び込んでいく・・・


__
______
___________
______
__




レビンは清掃業を目指した。
記憶が途切れてからというもの、レビンの身近な世界は病院しかなかった。
病院で働いてる人は、医者、看護師、清掃業者、
レビンが働ける職業は清掃業、それしかなかったから、というのが大きい。

レビンは病院との顔なじみであり、清掃業のバイトリーダーとして、この病院の担当を任される様になる。
そんなある日、竜馬が現われた。

竜馬とは裁判所で会う以来である。

まさか同じ町にいたとは・・・

竜馬は葬儀屋の営業担当として、レビンのいる病院にセールスをかけていた。

病院と葬儀屋は持ちつ持たれつの関係であり、葬儀屋の営業マンは病院の関係者と
深い顔なじみにならないといけない。
院長相手には酒の接待等をしなければいけない。

レビンと竜馬はばったり出会い、気まずい空気になった。

裁判中、竜馬側の弁護士は罪の減刑を求めて、竜馬の身の上話を語っていた。

鬼嫁に虐げられ、精神的にも肉体的にもボロボロであり、事故当日は正常な判断ができなかったので、逃亡も止む無し

結果的に竜馬は敗訴したものの、竜馬の人生に同情してしまったレビンは、申し訳ない気持ちで一杯だったのだ。

レビンは記憶を失っている。竜馬にひかれた事を覚えてる訳ではないのだ。

警察と弁護士のはからいで、、なかば強引に損害賠償を請求してる様なもので、

できることなら、竜馬を罪から解放してあげたかった。





<竜馬の視点>

うわわ、まさかこんなトコロにレビンがいやがった!

コイツのせいで、オレの人生はグチャグチャになった。

ちくしょう!
ぶっ殺してやりたい!

しかし、そんなことできるわけない。

実際に殺しても、気分が晴れるわけない。

こうなったら、レビンを裸にする妄想して楽しもう。

清掃員だから、ホウキでアソコを突き刺すのをイメージするべ!

柄の方じゃなくて、チクチクする方でアソコを虐める。

ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく

ちくちくち
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく



レビン「竜馬さん、これ以上、したら、わたし、わたし…

竜馬「それ!それ!それ!それ!それ!それ!それ!



ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく

ちくちくち
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく
ちくちくちく


 昇天!

 ガクリ!


「ぜいぜい、はあ、はあ、はあはあはあ


__________
_________
________
_______
_____
___






<レビン視点>


????


竜馬さん、凄い汗してる。

そうだよね、
加害者が被害者を目の前にしてるのだよね? 

罪悪感で苦しんで当然だし
緊張して、私にどう接していいのか判らないのだろうな…

私は竜馬に声をかけるべきか

だとしても、なんと声をかけるべきか

「気にしないでくださいね」

と言ったところで、

「何を??」
と問いかけられて
説明しなきゃならないだろうし

どちらにせよ、慰謝料医療費を払って貰えないと、生活成り立たないから

無責任な事は言えないし・・・

「ありがとうございます!」

が正解だろうか?

いや、それこそ、皮肉だろう。何がありがとうなのか、説明もしないといけなくなる。

こちらも仕事しないと、生活苦しいので、

ごめんなさい。

とりあえず、差し障りのない、あいさつ

会釈程度で

で許してね



<竜馬>


ウウウウううううううううううううううううううウウウウウウううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううウウウウウウウウウウウウウウウウウウううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう


「こんにちわーーーーーーーー!!」

竜馬は挨拶の掛け声と共に、ホウキで突き刺す妄想をグレードアップした。

会釈したレビンの頭をホウキで殴り、ひるんだ隙に便器の中に頭から放り込む妄想だ。


こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!











竜馬はなぜ
こんにちわ!を言いながら、レビンを便器に突っ込むのだろうか?

わからん。
作者が教えて欲しい。
















こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!
こんにちわ!