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ゲームの企画アイデア「物語で仕組みを解説します」

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想定するに、、長く戦場に留まれは敵が、スパロウの存在に気付きやすくなる。1箇所で戦ってたら、SNSかなんかで、情報が伝わって、ログアウトしてる敵(プレイヤー)まで集まり、敵の潜在数が1000人くらいになる。レベル50×1000人にてレベル5万の相手と戦うようなものだ


歴戦の勇者たちは、どうやって生き残ってきたのか?、きっと常にテレポートを使い続けて、逃げ、チマチマ敵を倒した
としか考えられない。魔法である程度、一気に殺せるだろうが、MPや回復剤が尽きるのは時間の問題で、運良く倒せて今の実力だと50人殺るのが限界かもしれない。
かなり無理ゲー、
下手したら、ただ一方的に経験値を奪われかねない

スパロウは無理ゲーと判断し、
ブラックリストから名前を外した。

しかし、後日、誰かがスパロウの名前をブラックリストに書き込んだ。、スパロウはブラックリストから逃れられない。


管理者におふざけだったことを伝えて。なんとかしてもらおうと、思ったスパロウだが、どうやら、どうにもできないらしい。
スパロウはA組にて、そもそも、ブラックリストに載っていて『無敵のモンスター』として有名な存在になっていた。そこでのスパロウはあくまでモンスター扱いなのでスパロウの名前はA組にはバレルことはなかった。
しかし、スパロウがブラックリストに登録したことで、超高レベルのプレイヤーの名前の情報が一気にネットをかけまわり、A組に届き、スパロウが無敵のモンスターと同一人物だとバレた。
スパロウは倍返しの仕返しを当たり前のようにしていた時期があり、A組から恨まれてた。恨んだ人がB組の友達に頼んでブラックリストからスパロウが消えない様に圧力をかけているのだ。あくまでスパロウに対する復讐の道具としてブラックリストは使われてる。だからスパロウはブラックリストから除名しても、再度スパロウの名を書き込まれてしまう。

スパロウ、ブラックリストから逃れられなくなってしまった。


スパロウは結果的にも身内の敵からも外の敵からもマーキングされているから
レベルを捨てて新規キャラにしない限り、お姉さまとの、まったりモンスターハントはできない。あきらめるしかない。
じゃあ、レベル1からの新規でプレイし始めるとし、お姉さまにどう説明すればいい? なぜ高いレベルを放棄するのかと、聞かれるはず。正直に答えたら、ブラックリストに登録する様なゲーマニアだと勘違いされ、オタク扱いされ関係が破綻するかもしれない。
新キャラにするにも何か最もらしい説明が必要だ。、レベルを放棄しても、理解してもらえる正当な理由が必要だ


「清十郎に頼もう」

呼び出された清十郎は、事情を聞いて、ため息をついた。

「清十郎、お願だから、レベルを預かって欲しい」

スパロウの希望は。、清十郎がスパロウを殺しまくって、レベルを吸い上げて、一時的に預かることにある。

はいはい、息子かもしれないから、いいですよ

スパロウは回復の泉の中に入った。

「浸かっていると1000倍速でHP全回復するので、効率的だ。思う存分攻撃してくれ」

この泉はお姉さまのアジトにあるお風呂である。お姉さまはゲーム会社のシステムエンジニアを買収していて、アジトを特殊空間にしていた。本来であれば、回復の泉はゲーム内に存在してはいけないチートなアイテム。HPは時間ともに自然回復を待つのがセオリーで、そうでないなら回復剤を使うしかない。

清十郎は思った、
「その回復の泉に出たり入ったりしながら戦えば、1000人くらい倒せるんじゃない?」

倒した後どうなるんだよ、恨みを買って永遠にブラックリストから逃れられない。うるさいハエみたいなのが、スカートみたく張り付いてきデートの邪魔になる。。レベルがいくら高かろうとお姉さまとデートできないなら意味がない。とスパロウは思っていたが、言葉にはしなかった。あくまでもスパロウは乙女キャラなのである。

スパロウ「そうですわね、清十郎さんとレベルを共有するなのも悪くないかな。と思いまして」







清十郎の視点

「そうですわね、清十郎さんとレベルを共有するなのも悪くないかな。と思いまして」

(清十郎が愛の告白をされたのか?
どういうことだ? 息子はおっさんが好きなの? おえー! 気持ち悪い!

息子よ! まさかの男でもよしな変態だったか!
長年童貞を患ってきて、抑圧されすぎて、ついに男でもいいから、と魔が差し、ついにオッサンてでもいいからね。うふふ♥
という感じですか?

息子が!おれの 息子がーーー!

清一が、まさかの清一が! エロスに走り過ぎて一周回って男も好きになりました
先立った妻の墓に、なんと報告をしていいのやら…)




気持ち悪い想像を巡らした清十郎は、はっとした
息子が実は性同一性障害で、その悩みで苦しんでいて、引きこもりになったのでは?

だから女の子と、ああも自然に仲良くなったのではないか?
清十郎は息子を男らしく育てようとした。
だから、青春時代に 女友達を作れなかった。きっと隠れて女の子のような振る舞いをしてたり、でも、それが親にバレないように気を使わせてて、

息子に辛い思いをさせてしまった。

ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい


ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい


ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい


清十郎は心底息子を哀れんでいた。

いたいけな乙女な息子だったのだ。
それをさも男らしく、などと無用な教育をしてしまった

そんな息子をたとえゲームといえども攻撃加えてダメージを与えなきゃいけないなんて

なんという拷問でしょうか。清十郎は耐えられません
攻撃できません!
したくありません!

いっそ、ここで、父親であることを名乗ろうか、

それをしたとして、
親としての罪が消える筈がない

清十郎が楽になりたいだけの懺悔に、何の意味があるのか
攻撃できない言い訳になるはずがない。

どっちにしても、息子には女の子の友達が必要だ。青春時代を置いてけぼりにされたあの子に、今一番必要なのが、お姉様
なのだ。決して清十郎などではない!

清十郎はやるぞ! 息子のために息子を殴り続けるぞ!

覚悟しろ!




いや覚悟するのは清十郎自身だった

とっくの昔に息子は覚悟してたんだ。

清十郎だけが甘えてグズグズしている

情けない。、実に情けない親だ。甲斐性なしだし、望遠鏡で部屋も覗くし、ゴハンも作らないし

やらねばなるまい! それが息子のため
ひいては私の為になるのだから!




えい!

や!

とーう!




しかし、だ。この光景はおかしいぞ。
おっさんが風呂に入ってる少女を一方的に殴る蹴るの暴行をし、剣まで突き刺すなんて、傍から見たら猟奇的殺人にしかみえない。

息子の頭に剣を10本くらい突き刺した。

抜いては刺し、抜いては刺し
を繰り返してると

ようやくレベルを吸収しきった。昼飯を抜く激務にたえて。