赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま 21話から25話
赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま (22)
会津若松の玄如節
玄如節(げんじょぶし)は、福島県会津地方に伝わる民謡。
名称は「げんじょ見たさに朝水汲めば、姿かくしの霧が降る」という歌詞に
由来している。
げんじょという美しい僧侶を村の娘たちが慕って歌ったと言われている。
逆に、げんじょという美しい村娘に、若者達が恋して歌った
という説もある。
玄如節の最大の特徴は、歌い手が交代で一節ごとに「掛け合う」 。
歌うとき、歌詞のあいだにハヤシの句が入る。
そしてこのおハヤシは、歌の合間に何度も繰り返されていく。
ハー玄如見たさに 朝水汲めばヨー 男性 A
サーサー ヨイヤショーエ 女性 ハヤシ句
姿かくしの 霧がふるヨー 男性 B
ハー 霧がふるヨー 女性 B′
姿かくしの 霧がふるヨー 男性 B
サーサー ヨイヤショーエ 女性 ハヤシ句
作品名:赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま 21話から25話 作家名:落合順平