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題名「シロカネのホロケウ」はアイヌ語です。意味は「銀色の狼」
前、中、後編の全三話構成で、幼い山犬の子どもが主人公の物語。

【あらすじ】
「お前の母親を殺して喰ったのも俺様だ。悔しいか？ 悲しいか？ だったら仇を討ってみせろ！」

まだ幼い山犬の子 『ウォセ』 は、母の仇である狼 『エタラカ』 と奇妙な共同生活を送っていた。
いつか母の仇を討つため、親友の子狐 『ピリカ』 を相手に修行に明け暮れる日々。
そこへ、この森の守護者〈語りべ〉である巨鹿 『シアプカ』 がやってきたのだが……。