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迂闊に量ったら…

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 二葉さんは、初音さんに確認しました。

「…ダイエット。付き合わなくても良いの?」

「あんたに…迷惑かけても、悪いしね。。。」

「…」

「─ 何?」

「ダイエット。自分だけ途中で止めたくなった時の事、考えたりした?」

「えっ…?」

「そう言う時に、一緒にやってる人がいたら 面倒かもとか。」

「そ…そんな事。。。」

 初音さんは、狼狽えます。

「とにかく…独りで頑張るから。」

「何で、私も一緒にするよ? ダイエット」

「ふ、二葉さんには…ひ、必要無いんじゃ……ないかな?」

「さっき私が、まだ痩せる余地のある体型だって、言ったよね??」

「…そ、そんな事。い、言ったかな!?」

「一緒に、頑張りましょうね!」

「で、でも──」

「安心して! 初音に 途中でダイエットを投げ出す様な事は、絶対にさせないから。わ・た・し・が♪」
作品名:迂闊に量ったら… 作家名:紀之介