それから(それからの続きの・・・の続き)
(やっぱり俺は、此処に居てはいけないのかも・・、だが、此処まで育んできたものも有る。その育んで来たものが、更に大きく成ったら一体どの様になるのかも見てみたい・・。よし、此処は、ひとつ・・賭けてみよう。どうせ俺など、どうなろうと構わない。人が、一人で暮らすくらいどうにでもなるさ。誰にでも、此処一番の捨て身にならねばならない時はあるさ。)
と、生まれて初めてともいえる嘘を吐いてみようと決めた。
「此処を辞めなきゃならないかも知れません・・」
作品名:それから(それからの続きの・・・の続き) 作家名:荏田みつぎ