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其の刻にまがつもの
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恐怖はあったが異常を察して恐る恐る目を開くと、視界に飛び込んできたのは口から吐き出された手で己の顔を覆う異形の姿だ。
平太は状況が飲み込めず唖然と凍りつく。そんな彼に声を掛けてきたのは異形の顔に手を這わせた後頭部の「頭」の内の一つ、老婆だった。
「はよ逃げなぁ」
しゃがれた声で老婆がか細く鳴く。
その声に押されるようにして理由を考えるよりも先に平太は駆け出す。振り返る余裕などなく、彼は坂道を転がるようにして一気に麓へと下った。
作品名:
其の刻にまがつもの
作家名:
Kの字