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股野 特大
股野 特大
novelistID. 38476
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桃色詐欺メール

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ビビっ・・!! 
彼女からのメールだ

「ねえ ヒロくん
 私 興奮しちゃった
 なんだか久しぶりなんだもの
 そのパンツの中も見せてくださらない?」

えぇ~~~
そこまでおねだりするの?
僕はメールの向こうの奥さんが僕の膨らんだ一物を見ながら、赤いパンティの中に指を入れてグチュグチュとオナニーしてる姿を想像した。きっとそこは久しぶりに濡れる泉であって、泉の淵の丸く固くなったクリトリスをいじってるんだろう。そしてそれは固くなって、僕のおちんちんより固くなってるかもしれない。
クチュクチュ・・・音がしてるんだろうな。
指先には糸を引いたネットリした愛液がヌメヌメしてんだろうな。
僕にくれた写真で見えるソファーに寝そべって、この写真より大きく足を開いて赤いパンティの隙間から指を入れてんだろうな。
僕は彼女の部屋に潜り込んだ幽霊のように天井からその姿を見ている・・・。エロい部屋だ。
旦那が寝静まって若い男の膨らんだ下半身に生唾を飲み込み、もっと見たいとおねだりする・・・そんな光景を想像すると、よしっ、僕のおちんちんでよかったら協力してやろうじゃないかとさえ思えてきた。

しかし、しかし・・・

出していいもんだろうか?

急に自分のモノに自信がなくなる。
大きいと言われて、ホイホイ、ポロンと出すのも馬鹿丸出しだ。
う~~ん
(こんなことで悩む僕はシ・ア・ワ・セかもしれない)
よしっ、交換条件を出そう!
メールを打つ。

「全部見せたいです
 でも 
 お姉さんのあそこも見たい」

意を決して、期待を込めて送った。

「いいわよ
 でも あんまりいっぺんに
 見せるのもね・・」



そのメールの後にすぐ添付の写メが送られてきた。
僕の想像どおり、赤いパンティの横から指を入れてクチュクチュしてるような写真だった。
アップで撮られてるから、パンティの横から陰毛が何本か飛び出しているのが見える。
それがまた卑猥さを倍増させる。
僕の股間は120%までギンギンにおっ立ち始めた。典子とのセックスでもここまで固くなることはない。我ながら見事な反り具合だ。亀頭の先がパンパンに膨らんでいる。ボディビルダーがおちんちんに降臨したかのように血管が浮き出ている。

僕はパンツを下ろすと、携帯のカメラを自分のに向けて撮影しだした。こっちの角度、あっちの角度、上からも、下からも。これは見せられない姿だ。しかし、そのカメラのシャッター音にますます興奮してゆく自分がいる。
カシャッ!
カシャッ!
きっとグラビアモデルやAVの俳優は写されることでますますヒートアップするに違いないと、完全にヌードモデルになった気分の僕は思い描いた。
しかしカメラマンがスタジオで撮ってくれるならまだしも、自宅の部屋で一人エッチ撮りなんて恥ずかしくて誰にも言えないな・・・。覚めた自分が現れると急に撮るのもやめた。
こんなもんでいいか・・・。

 僕は自分の局部の写真を眺めながら、どれだったら一番喜んでもらえるんだろうかとあらぬ心配をした。どうせならかっこいいおちんちんを・・・。
(おちんちんにかっこいいも何もあったもんじゃないが・・・)
よしこれだ!
それは横顔というか横イチモツというか、見事に反りかえり天井を向いて凶暴ささえ伺える局部アップの写真だった。
これだったら赤いパンティの人妻もよだれを垂らしてくれるだろう。
自信満々、ちんこギンギン、妙なテンションでその写真をメールで送った。


作品名:桃色詐欺メール 作家名:股野 特大