拝み屋 葵 【参】 ― 西海岸編 ―
* 後書き *
拙作をお読み下さり、ありがとうございました。
毎度毎度、「何勘違いしてやがるんだ」という声を感じつつ後書きを記しております。何卒ご容赦下さい。
さすがにWeb媒体の小説を後書きから読まれる方はいらっしゃらないと思いますが、ネタバレを含みますのでご注意下さい。
『拝み屋 葵』の時系列は順番通りではありません。
『西海岸編』は『余暇見聞録』でボランティアから戻って紀ノ川に行くまでの間の話であり、『そして時は流れ、冬が過ぎて春が訪れた。』の一文に秘められたエピソードの一つなのです。
注意深く読めば、話の順番を探ることも可能なのですが、非生産的な作業ですからお勧めはしません。
著者本人の脳内設定によって成り立っている部分があまりに多いのが今後の反省点です。ファンタジーを書くとこの罠に陥りやすいですね。精進精進。
現時点(2009.12)では【四】の予定はありません。書くかもしれないし、書かないかもしれないということです。
シリーズを通して読んでくださった方、たまたま【参】だけを読まれた方、皆様に感謝を述べさせて頂きます。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
再度、この場を借りて『彼女の流儀に合わせれば』の収録を快諾してくださったセールス・マン様に御礼申し上げます。
作品名:拝み屋 葵 【参】 ― 西海岸編 ― 作家名:村崎右近