小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

聞く子の約束

INDEX|5ページ/51ページ|

次のページ前のページ
 

(しかし、彼女の車をどうするのか? 僕もバイクをどこに停めておくのか?)そんなことを気にしていると、彼女がこう言った。
「試験会場に停めとけばいいよ」
(自分の学校でもないので、一晩も駐輪しておく訳にはなぁ)と思い、躊躇していると、
「私が言っとくから大丈夫。だって私、そこの理事の娘だから」
(僕)「・・・・・・」

 不思議な女性だという気がしていたが、詳しく聞くと彼女は、その専門学校の理事の娘で、大学総長の孫だと言う。更には大学創立者のひ孫だったのだ。
 彼女は遠慮なく誘ってきたので、その言葉に甘えさせてもらった。と言うより、もう巻かれるしかないと思った。

作品名:聞く子の約束 作家名:亨利(ヘンリー)