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間の悪い私~アマチュア書き手のひとりごと~

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 と、今まで見えなかったもの、気づかなかったことに気づくこともあります。この意味は大きいですね。見えなかった部分まではっきりと認識することで、自分がこれからどういう風にな行動を取れば良いのかも自ずと判ってきます。
 わかりやすくいえば、人生の地図を書いてみるということでしょうか。今まで自分が歩いてきた道筋を地図に書いてみて、「現在地」を確認する。そうすることにより、これから自分がどこに向かって歩いてゆけば良いのかも判りますね。また、目指すべき目的地もより明確になることでしょう。
 先日の拙文は、まさに今の私にとっては地図を書いたようなものでした。あのお陰で、自分の今の立ち位置や目指すべき方向が判りました。
 もっとも、あれだけですべてが解決したわけでも、新たな目的地が見つかったわけでもありません。ただ、小さな目標としていたものが消えてしまうまでにはまだわずかな時間があるので、最後まで力を力を尽くしたい、次の小さな目標はその後でゆっくりと考えることにします。
 実はこの文章を書いている間に、その新しい小さな目標というものがふっと今、頭をよぎりました。もしかしたら、これが私が最終到達地としている大きな目標にたどりつくまでの小さな道しるべ、目標となってくれるかもしれません。また、はっきりと決まりましたら、是非、お話させてくださいね。
 今、読んでいる小説にこんな一文がありました。
―何事もプライドを棄てて、ぶつからなければならないときがある。
 印象に残る言葉でした。
 いくら努力としたとしても、それが形にならなければ意味はない。そういう考え方もむろん、あると思います。ですが、先日の拙文にお寄せていただいたコメントの
―読んだ人の心には残っているかもしれません。
 その一言を私は信じますし、信じたいと思います。また、それも事実だと思うからです。私自身、これまで様々な文章作品を読んできましたが、有名無名、プロアマ関係なく、自分が心から良いと思った印象的な作品はいつまでも心に残っています。
 これからも自分の作品を読んで下さった方の心に「何か」が残るような作品を書いてゆきたい―小説というものを自分が書き始めたときからのその「目標」こそがたぶん、私の「最終到達地」であり、「最大目標」なのだと思います。ならば、何も怖れることはありません。私は自分にしか書けない自分だけの物語をこれからも淡々と真摯に紡いでゆくだけで良いのですから。