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わたなべめぐみ
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小説を書くこと

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5.添削のこと 2016/02/02



「小説を書くこと」の方向性をどうしようか…といろいろ悩んで、
タイトルに「描写のこと」とか「地の文のこと」とか考えたんですが、
やっぱやめにしました。

「小説の書き方」ではなくて、現状私が「小説を書くこと」で悩んだり考えたりしていて、答えのでないことを皆さまと話せたら…と思い、
ハウツーっぽいのはやめることにしました。

今回は添削のお話です)^o^(

この10年、切に求めているのが、添削です。
大学のゼミで小説を書き始めて、添削の先生が外からいらっしゃっていたことは、本当に恵まれた環境だったのだと、今しみじみ感じます。

私が所属していたのは臨床心理系の学部でしたが、
3回生のときに「臨床系」と「表現系」のゼミに分かれます。
私が選んだのは、卒論で「小説」を提出するのを目標にしたゼミでした。

なので来られていたのは大学の先生ではなく、
プロで、外でも添削教室をされている方でした。

添削といっても先生に一方的に読んでもらうのではなくて、
ゼミの授業に「添削の日」があり、ゼミ生全員で読みあいながら文章を直していく、というスタイルでした。

中編小説(原稿用紙200枚くらい)の作品でも、その日一気に読み上げてやってくれるというふところの深い授業でした。
(途中、寝てしまうもの、バイトのため退出するもの、続出でしたが、何時間かかってもやりきってくれるのです…)

これを一般の添削依頼に出すと○万円もかかると知り……
本当にありがたい時間でした。

『紫音』『ファースト・ノート』(プロットと冒頭のみ)は先生に見ていただけたのですが、『切れない鋏』は最初から最後まで誰に読んでもらう機会もないままの投稿だったので、かなりドキドキしました(@_@;)

その先生も体の具合がすぐれないようで、年賀状のやり取りはあるものの、
添削してもらうことはかなわず…

次の長編を書き始めましたが、さっそく行き詰ってます(>_<)
プロットはできているので書くだけなんですが、
この「書くだけ」の行為に、モチベーションが足りない~!(とか言い訳をしてみる)
結局は自分でひたすらに「書くだけ」なんですが、
日常のこまごまとしたことに押しやられてしまい、時間ができたときにはダウンしてだらだら過ごしてしまう自分がいます…

このゼミのよかったところは、添削してもらえるだけではなくて、
他の学生の作品を読んでどうすればいいものになるか、考えて発表するところでした。
「こんな風に書いちゃうと読みにくいんだ」とか気づくことも多くて、
自分の中にはないたくさんの刺激をもらっていました。

もちろん「いつ」までに「これくらい」書かなければいけないという締切もあったので、日が迫ってくると必死でしたが…それもまた必要なこと(^_^;)

novelistでも「感想書きます」というフレーズを見かけますが、
ネット上で「感想を伝えること」ってものすごく難しいんだなって思います。

私も長い間、作品を読んでいろんなことを考えても「コメントする」には至らなくて、みなさんのコメントを読んだりもらったりするうちに書き方のコツをつかめた気がします。

顔が見えない、相手の年齢どころか性別も不明である…この状況で、その方が書こうとしたことを的確にくみとって的外れなコメントをしないことは、至難のわざですね(+o+)

たとえばプロフィールやエッセイから、なんとなく年齢や性別、家族構成などわかるとコメントしやすいことに気づいて、私もそのあたりのことは隠さずに書くことにしました。
その方の置かれている状況やものの考え方が少しでもわかると、トンチンカンなコメントをせずにすむかな?と思います。

けれどやっぱり、「感想」と「添削」は決定的に違うことがあります。

それは「添削」のように、「感想」から作品をさらにレベルアップさせることは難しいなあと感じるのです。

感想に書くのは基本的に「いいこと」ですから、そこから修正することってできないですよね。

顔が見えない相手に「ここをこう直した方がいい」って指摘するのは……
う~ん……私にはできません(+o+)
年が上の方だと失礼極まりないし、たとえ下の方でも、私にそんなに技術があるわけではないですし……

でも作品を読ませていただいて、内容がいいものだと、
「ここをこう直したら、もっと読みやすくなるなあ」とか
「ここの描写もう少し欲しいなあ」「説明カットできるなあ」とか、
作品の本質を損なわずに修正できそうなことがいろいろ思いつくわけです。

けどやっぱり言えない…
面と向かって、ゼミ生に言うのも勇気がいったのに、ネット上ならなおさらです。

そんな中、作品を読んでくださって、メッセージで直接修正箇所を指摘して下さる方もいて、とてもありがたいなあと思います。
ひとりで書いて読んでると気づけないこと、たくさんあるんですよね。
前回の「会話文」における方言しかり…
誤字脱字は、投稿前に皿をなめるようにしてチェックしているのですが、
それでも間違ってることありますからね…(T_T)

せっかく書くことが好きな人たちが集まっているから、
お互い添削しあってもっといい作品が生み出せれば、と願ってやみません。


気になってもコメントに書けない(>_<)と書きましたが、
私の作品への添削、指摘は大募集です!)^o^(

「辛口コメント」という言葉をよく目にしますが、
何が辛口?か、よくわからず…そういうのとはちょっと違うかな?とは思うのですが(^_^;)
直してよくなるなら、そうするべきですからね。

メッセージでわざわざ送って下さる方の文面から、
丁寧に読んで下さったことが伝わってくるので、とても感謝しています。
遠慮なく!なんでも言って下さいね(*^_^*)

どうせ書くならいいものにしたい。
可能性がまだ残っているならレベルアップしたい。

そのための感想、指摘、添削だと思います。

添削……とまではいかなくても、感想やコメントについて、
また皆様のご意見も聞かせていただければと思います!(*^_^*)


ああ~添削受けたい~(心の叫び)


作品名:小説を書くこと 作家名:わたなべめぐみ