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吉葉ひろし
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硝子文字
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君が涙雪になりて
別れし一夜の淋しき宿の
窓より見えし裸木に
積もり始めし粉雪が
わが胸の肌を伝う君が涙に思え
君の涙はわが肌に問う言葉に聴こえて
われも男泣きをせん
君が柔肌に落ちゆき
その肌の白さに溶けて
雪の白さに変わりて見えし
黒髪絡む手を見つめ
寒さを感じぬ夜なれど
刻を知らせし淋しき音は
雪の舞い落ちる音にも聴こえし
あるいは君のすすり泣く声なのかとも
雪は降り
雪は積もり
静粛な宿に物語は終わる
作品名:
硝子文字
作家名:
吉葉ひろし