「恋愛病院 不倫病棟」 第六回
「早奈枝さん、よろしくお願いします」
「はい、任せてください。美智子さんはお幾つですか?」
「はい、52歳です」
「それでは私と同じ年齢ですね」
「ええ?婦長さん、私と同じ年齢なんですか?信じられません」
「同じですよ。それなりに努力はしていますが、若い頃男性相手のお仕事をしていたのでホルモンが良く出たのでしょうね」
「そうなんですか、なんか信じられませんけど、何を指導してくれるのですか?」
「はい、一つは見たところ少しダイエットが必要ですね。もう一つは膣を締り良くします」
「確かに痩せないととは思います。締り良くする?それって生まれつきのものじゃないのですか?」
「いいえ、訓練で鍛えられますよ。これからやることを信じて続けてください」
そう言うと早奈枝は小箱からボール球が15センチぐらいのひもで両端に付けられている、道具を美智子に見せた。
「この道具は訓練のために作られています。最初は大きな3センチの玉を使います。慣れたら次に2.5センチ、順に2センチ、そして最後は1.5センチです」
「どうするのですか?」
「この球の部分を膣に入れて足を開いて少し揺さぶります。抜けて来なくなったら、だんだんと小さい球を入れて、最後は1.5センチが抜けなくなったら終わりです」
「こんな小さな球だとすぐに抜けちゃいますよ」
「見ていてください」
早奈枝は下着を脱いで、ゼリーを少し手に取ると、1.5センチの球に塗り、自分の中へ入れた。
大きい方の球がぶら下がっている。
その球を大きく前後に振るようにしても、抜けては来なかった。
作品名:「恋愛病院 不倫病棟」 第六回 作家名:てっしゅう