生きてきた足あと
ひと段落、そして書店員になりました 2017/04/10
今日は次男の入学式でして、朝から小学校に行っていました。
観光名所の真横ということもあり、見事に咲き誇る桜、桜、桜!
風に揺れる桜の大木、実に見事な光景……だが寒すぎる!( ;∀;)
いやもう、ほんまめっちゃ寒い入学式でした。
長男のときも最高気温14度とかで寒かったんですけど、
それに匹敵する寒風。
学校までの約2キロの道のりを「寒いよー!」と震えながらの小走りでした。
で、なんとかひとつの節目を乗り越えて、ひと段落……
やんちゃで落ち着きのない息子のことですから、
これから様々な困難にぶつかることと思いますが、
それも含めて学校生活を楽しめたらと思っています。
そしてもう一つの節目。
私、書店員になります。
なります、というのは、イオンのリニューアルオープンに向けて準備の真っ最中なのです。3月から一度研修がありましたが、最後の採用組だった私はそれきりの研修で、4月からはひたすら本を棚に収める作業をしています。
無数にそびえたつからっぽの本棚、雪崩がおきん勢いで積み上げられる本たち、
そして詰めても詰めても果てしなく納品される雑誌たち。
本屋のオープンって大変な作業なんだな……と日々実感しています。
とにかく本を並べないといけないんですけど、普段何気なく見上げていた書籍棚、
からっぽの状態だとどこに何を詰めればいいのやらまったくわからず。
経験のある方に何度も聞きながら、みな手探りで作業に没頭しています。
ジャンル別とか著者別とか、出版社別とか……
いろんな法則があって日々面白いことだらけです。
先日、文庫の「や行」を著者別に並べていたんですが、
ジャズピアニスト山下洋輔(肘でピアノを弾くおじいちゃん)の本を見つけました。
薄っぺらいの、たったの一冊。
読みたい衝動に駆られるものの、仕事中なのでがまん……
山下洋輔氏の文庫本は一冊しかなくて、
本詰め作業していなかったら、きっと気づかないままだったろうなあと
ありがたい出会いもあったりします。
明日はオープニング目前の精査です。
本詰め作業もだけど、研修1回しか受けてない私、大丈夫なんだろうか……
不安はいろいろありますが、新五年になった長男、新一年の次男とともに、
新しい生活を楽しめたらと思っています。