ゲームに愛は必要です
このパーティにメンバーを!
町の中に入って小手調べに適当なクエストを受けてみる、「このゴブリン五体討伐なんてどう?楽勝じゃない?」レアが軽く笑いながら言った。「まて俺のレベルが追いついてないだろ。きついだろ」俺は答えた、ちなみにまだ俺のレベルは2だ。
「大丈夫!私がいるから」レアが心強い事を言ってくれた、レアのレベルは15だが、正直心配だ、勝手に職業を変える人だぞ大丈夫なのか、「まあ受けてみるか」その予想は的中した。
俺とレアは再び町に入り【ギルド集会所】という場所に向かっていた。
ギルド集会所というには、まあ居酒屋が広くなったとこみたいだ。
何故この場所に来ているかというと、俺の予想が的中してこのままではまずいと思ったからだ。
そして今俺たちがやることは仲間探しだ、これからクエストをしていくに当たって二人ではきついものもある、だから仲間探しをしようというわけだ、こういうゲームのなかでは4人パーティが基本となるつまりあと二人だ、仲間がいればとても心強い。
募集の方法はいたってシンプルだ手続きなどは不要で、ギルドにある掲示板に募集の紙を貼って何人募集してるとか募集してる職業を書いたりとかを書いて貼っとけばいい、俺は仲間さえ集まればいいので職業は書かなかった。というか今のこのパーティに上級職が来られても困る、そうんなことを思いながら掲示板に張った。
「こんなのでいいの?」レアが心配そうに言う。「ああ、すぐに集まるだろ、だって2日前に発売だぜ?」
作品名:ゲームに愛は必要です 作家名:いしあ