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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「幸せの交換」 第四話

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直樹は私をホテルに誘った。嫌がることはしないと約束するとも言った。
二人が乗った車はビニールで出来た入口のカーテンをくぐると部屋と直結した駐車スペースに停車した。停めた車のすぐ後ろ側に入り口があった。

玄関のドアーを開いて靴を脱いで中に入る。ペアーのスリッパを履いてベッドのある部屋で腰を下ろして落ち着かない様子に直樹は隣に座って肩を抱き寄せてきた。

「貴子は可愛いよ。絶対に嫌がることはしないから、一緒にお風呂に入ろう、ね?いいだろう」

「え?お風呂に一緒に入るの?明るいでしょ、無理よ」

「変なことしないから・・・ね、入ろう?」

私が下を向いて考えていると、正面に回ってきて顔を両手で挟まれて、ゆっくりとキスされた。いつもなら此処までだったけど、直樹は胸を触ってきた。

「いや、お願い・・・我慢して」

「貴子、もうこんなになっているんだよ・・・」

直樹は私の手を取って、その大きくなっていた部分に触れさせた。

「止めて、変なことしないって言ったじゃない」

「手でして欲しいと頼んだよ。それぐらいは頼むよ」

「手でどうするの?」

「お風呂に入って頼みたいから・・・ね、入ろう」