CBRの女
夜。気にしないようにするほど気にかかる。海島は自分の部屋で携帯で連絡しようかどうしようか迷っていた時、メールが入ってきた。ありさからじゃなかった。
「海ちゃん、遊ぼっ!」そのメールはBAR仲間のさおりからだった。
さおりはセフレのようなもので・・・ようなと言うのは、ここ1年くらいずっと会えばセックスをしてるからだ。別に海島はさおりを愛してはいない。さおりはBARで飲んでは酔っぱらい、寂しくなったら必ず海島にメールを打って来る。
「遊ぼっ!」が「しよう!」の合図なのだ。
さおりが海島を呼ぶのはもちろん好きなのであって、片思いということも彼女自身知っていた。いつも海島は心ここにあらずって感じなのだから、いくら馬鹿でもわかる。それでもさおりは海島が抱いてくれることで他の女性よりも優越感、独占欲が満たされることもあり、たびたび海島にメールをしていた。
さおりが呼び出した場所は新しいBARだった。
ありさのことが気になってたけど海島はのこのこ出てきてしまった。
いつものことなのだ。させてくれるならする・・・そういうスタンスだから真面目に愛を語るなんて出来ないと自分で知っていた。そしてBARでスリングを2杯飲んだ後、すぐ近くのラブホに直行した。
さおりは胸がでかい。海島の好きなタイプだ。
ドアを開けるとさおりは海島に絡みついて来た。シャツを脱がせ、海島の厚い胸板に唇を這わせ海島の乳首を噛む。
イテッ!・・・いつもこいつはワンパターンだな・・・そう思った海島はさおりの顔を上げさせるとキスをした。さおりがタバコを吸わないとこがいい。舌をねじ込むように入れて舐め回す。それに応えるかのようにさおりも舌をくねくねさせる。
お互いの唇を離さないまま服を脱がし合う。
海島はさおりのスカートのホックを外すと、スカートとパンティを掴み思いっきり手で下げ、あとは足を持ち上げ指を引っ掛け、一気に足元にずり落とした。さおりは下半身だけがあらわになった。
やだっ、恥ずかしい・・・さおりは思ったことを唇が塞がれて言えない。
海島は黒々としたさおりの縦の割れ目に指を滑り込ませる。腰をひいて嫌がるさおりをもう片方の手をお尻に当て引き寄せ、長い中指を芯に当てた。
「あ、う~ん」たまらずさおりは唇を外し、腰をくねくねさせる。
「下だけ裸だなんて卑猥だな」海島はわざとらしく、興奮させるように言った。
「じゃ、今日は下半身だけってしとこうか」
「いや、このオッパイも捨てがたい」そう言うと、海島はブラのホックを外さずめくり上げるように、乳房を包んだ布切れをずらした。
ブルンと出てくる、さおりの大きな乳房が弾んだ。白く柔らかい乳房はAVの画面より迫力がある。海島は思わず目の前の桃色の果実にむしゃぶりついた。