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ぎーくおぶじえんど
ぎーくおぶじえんど
novelistID. 47644
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相模原武は、ワンボックスカーを修理に出した後、売却するために都内の中古車買取店を訪れていた。
宏を跳ねたワンボックスカーは、知り合いに頼んでその日の内に凹みを直してある。

ふいに、相模原の携帯に非通知で電話がかかってきた。
相模原が電話に出ると、ドスのきいた男の声で
「家族がヤクザに命を狙われている。家族を助けたかったらお前が自殺しろ。そうすれば家族の命は助けてやるぞ。」
と話しかけられた。
「何いってやがる、テメェ。お前をぶち殺すぞ。」
と相模原が言い返したところ、すぐに電話が切れた。

そして、数秒後に添付ファイル付きのメールが届いた。
恐る恐る相模原がファイルを開いてみたところ、
相模原の家族が家の中で惨殺されている画像が付いていた。
家の中は血溜まりができており、家族の頭部と胴体は切り離されていた。

「うあああああああああ」
相模原は悲鳴を上げながら走り出し、中古車買取店から近くの3つ目の交差点に信号を無視して飛び出した。その直後交差点に侵入してきたトラックが急ブレーキを踏んで避けようとしたが、トラックにはねられた。

相模原はその後病院に搬送されたが、死亡した。

相模原の実家の画像は「響」が合成してリアルに作成したもので、本人たちにはまったく関係無いものであった。

作品名: 作家名:ぎーくおぶじえんど