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カナ「でね、本当に酷かったんだから！
ずっとくじ引きしてるし、デートごっこなんて言われたんだよ！？」

ミカ「はいはい、そこでシュウト様が現れたんでしょ」

カナ「そう！アイツのこと殴ってくれてさ。
私超スッキリしちゃった」

ミカ「アイツもやる時はやるのねー。ちょっと見直したわー」

カナ「でしょ？しかも、私のこと好きだって……。きゃーっ」

ミカ「はいはいはい。そりゃ良かったね」

カナ「でね、しかもシュウトったら」


ミカ（しかし、本当にこの二人は気がついてないのかしら。
魔王様ったら気の毒だわー）


ミカ「結構カッコいいかも……」ﾎﾞｿｯ

カナ「え？」

ミカ「いや、シュウト様のことよ。幸せそうでなにより」

カナ「でしょでしょ？そうしたらシュウトが」

ミカ「はいはい」