NHK(novelist放送協会)
「88さん、コーヒー入りましたよ」
お、ありがとう帆那さん。うーん、イイ香り。これはグアテマラ産ですな?
「ざーんねん。普通のブレンドですよ(イヒヒ)」
ムム、拙者を試しおったな?帆那殿、効きコーヒーできないのを――。でもコーヒーは好きですよ、香りと苦さと黒い色と――。
「ま、映像もそうですけど、味も香りもないんですよね。この世界じゃ」
――おいおい、それを言っちゃあアレやんか、椎橋さん。
「88さんっ!次のテーマですよ。テーマ」
ああそうでした。そんじゃ、今回のテーマは
『書くなら長編、短編 (読むなら)
でも可です』
「そんじゃ、こちらお便り頂いたのは渡邉めぐみさまです」
ありがとうございます。それでは読ませていただきまっす。
お題への投稿です!
どちら?と聞かれれ ば、すでに
お気づきかと思いますが
長編で すね)^o^(
そーですね。渡邉さまは長編派ですよね。作風でわかりますよ。
見知らぬ人に読んでもらうなら短編
の方がとっつきやすいだろう、といつも
思うのです が、人の心がどう変化して
いくのかを書こう とするとそれなりに
枚数が必要で、長編になってしまい
ます。
読むときも『人間物語』が好きで、
人間関係 の変遷や、過去から未来へ
つながる人物像の 変化を追うのが
何より楽しいです。
ということで長編向きなのだと
思います(^0^;)
ちなみに、渡邉さまは『ファースト・ノート』と『紫音の夜』という二本の長編を上げております。
「いずれも音楽をテーマにした力作です」
「タイトルにリンク貼っときますので良かったらどうぞ♪」
長編を二作完結させたことで長編は書ける
ということがわかったので、今はもう少し
短めのものに取りかかっています。
(ジャンル分けすればおそらく長編ですが)
「楽しみですね、新作♪」
それと、短編についてのコメントもありますよ。
短編ってものすごく難しいですよね。
テーマ をひとつに絞って、描写も出来事
もギュッとコンパクトにつめこむ。
今の私の力量ではとても書けませんが、
短編も書いてみたいですが…
いつになるやら(^_^;)
その通り。確かに短編は難しいところがあります。文字通り『短編』で纏めないとアカンので、長編とは違ったシャープさが求められますよね。
「マスターそういう系じゃないですか?」
「まあ、二拓でいえばそうだね」
どういうこと?椎橋さん。
「マスターはこう見えても『第4ダウンの職人』だったんですよ(←元アメフト部、ポジションはホルダー)」
ってことはアナタは一点集中型ですな?
「はい、僕のスタイルは帆那ちゃんの言う通り、シリーズの最後にしか出ませんからね――。なんで失敗したら致命的だというリスクはあります、短編も同じですね」
ほうほう、なるほどそんな感じですか。長編は修正が効く、短編は失敗したら致命的というわけですね。
というわけで渡邉さまは長編に一票です。
作品名:NHK(novelist放送協会) 作家名:八馬八朔