小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

NHK(novelist放送協会)

INDEX|21ページ/126ページ|

次のページ前のページ
 


「あ、そうだ。冒頭で甜茶さまからいただいたメッセージに続きがあったんでした。忘れてた(エヘッ)」

  では、もうひとつ。話題が逸れますが
  八朔さんは
   「悠里ちゃん」 「悠里さん」
  と呼び分けているのは何かの意図が
  あってのことですか?

   悠里さんは「88さん」とこれは
  ブレてないですねやっぱり竹刀
  での打ち込み鍛錬の成果かな、
  決まってますね(笑)
   こういうのも『取材』となる
  のでしょうか?

「わぁ、嬉しいな。甜茶さまから取材されましたよ、88さぁん」
こういう質問はぶっちゃけ嬉しいでっす。せっかく書いたものですから、反応や質問があれば嬉しいですよね~。

 して、回答。そうですね、ワタクシがここにいる倉泉悠里という設定高校生の少女を「ちゃん」づけするか「さん」づけするかは、砕けた場面とかしこまった場面との違いで、「ちゃん」付けなら友達感覚、「さん」付けならワタクシがちょっと上の立場で言う場面で……といった感じでしょうか。学校の先生が生徒にちゃん付けはしませんよね。
「ウチの担任の先生はさん付けどころか『倉泉』って呼び捨てですよ。――でも、確かにちゃん付けはされませんよね」
フム。ワタクシが先生だったらアナタを君づけするよ、な、悠里くん。
「呼び方で上下関係見える日本語っておもしろいですね。あたしは88さんより大分年下なのでおのずと『さん』付けになりますよね」
そやねえ、悠里ちゃんから88ちゃんて呼ばれたらちょっと恥ずかしいわな。というわけでこんなのでよろしかったですか?甜さま、ありがとうございます。
「88さん、まだ続き、ありますよ。前回のテーマのお便りです」
どれどれ……

  作品のテーマを決めるのは取材
  からでなくポイッと浮かんだ発想。

 ポイッと浮かんで形にするのってあるあるですね。ホンマふとしたことで「あ、これ話になるかも」ってなります。
「狙って出会える機会でない、ってことですか?」
そうですよ。こういった偶然の化学反応は大事にしたいです、まさに好機=チャンスといった感じ。

  それを構想を練る過程で広がる
  かを取材や検索をします。書き
  始めて、状況をリアルにするか
  架空の設定にするのかは見聞経験
  や体験取材が得られたか否かですが、
  その場に行くことがほとんど
  できないのでネットでの諸先生方
  のご意見を参考にさせてもらって 
  います。

 甜茶さまは取材の結果如何で設定を考えられるのですな?そして現場に行けなかったらやっぱり調べないと書けませんよね。さっきの話を再び使わせてもらうと、

  ワタクシ南極には行った
  ことありません!

「88さん、たぶんみんな知ってますよ、それ」
 はは、そりゃそうですな。でも別作品『徒然日記』で一番行ってみたい外国は南極と書いた記憶があります(←南極は外国なのか?)。そう考えたら『碑文のない碑』は願望から取材を始めた作品とも言えます。アイヌについては学生の頃言語を少し勉強したのもあったし。
「皆さん回答ありがとうございました。当番組ではいつでもお便り受け付けてます。前回のでも前々回のでもよろずオーケーですよ♪、で、宛先は」

    ブラウン管の砂嵐の向こう

です、書かなくても届きますけど。
「お便りドシドシ待ってま~す」