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せき あゆみ
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しらない子
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やがて夏休みも終わりに近づき、八月二十日の登校日になりました。
教室のひっこしです。めいめい自分の机といすを一年生校舎の空き教室まで運びました。木の机といすは重いので、汗だくになりました。
二学期の始業式には、校庭の半分が仕切られていて、工事の準備が着々と進められていました。
作品名:
しらない子
作家名:
せき あゆみ