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本当の自分を取り戻す-『神との対話』

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1 格言−34 《「最善」は何かと考えてばかりいる》

┌−−−−−−−−−−
 理由はたくさんある。

 選択したことが実現すると、信じていないから。

 何を選択すべきか、わかっていないから。

 選ぶ前に、「最善」は何かと考えてばかりいるから。

 自分の選択がすべて「良い」ことを、前もって保障してもらいたがっているから。

 そして、いつも気が変わっているからだ!
 《神との対話2-P33》
└−−−−−−−−−−

 上記の文章は、「わたしの選択が現実として創造されるまで、どうしてこんなに時間がかかるのですか?」という著者ニールの質問に対する神の答えです。

 「選ぶ前に、『最善』は何かと考えてばかりいるから」が、その理由の1つに上げられています。

 さらにニ−ルは質問します。

「自分にとっての『最善』とは何か、考えてはいけないんですか?」

 神は答えます。

「何かを決意するときに考えるべきことはただひとつ、それが『わたし自身』を表現しているだろうか、ということだ」

 物事の属性(付属する性質)は、数多くあります。

 「仕事」を例にとると、仕事という物事には、仕事内容を初めとして、勤務時刻や時間、賃金、経歴、性別、資格や結婚の有無など、多くの属性(条件)があります。

 これらの諸条件を組み合わせて、自分に最も合う仕事を私たちは選択しています。

 自分にとっての「最善」とは何かを考えることに多くの時間を費やすのは、時間の浪費にほかならないと、『神との対話』ではいっています。

 その物事が、「こうありたいと思っている自分を表現できるかどうか」のみを考えれば、それ以上の時間を費やす必要はないというのです。

 時間を浪費しているうちに、その物事が逃げて行ってしまい、せっかくその物事によって体験すべきチャンスを失ってしまうことになるというのです。