本当の自分を取り戻す-『神との対話』
1 格言−33 《金を悪いものにしてしまった》
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ニール:あなたは、金はすべての悪の根源ではないとおっしゃった。
金も人生のほかのことと同じだ、すべては神のエネルギーだとおっしゃった。
わたしの金に対する見方は間違っていた、とおっしゃった。だから、金を悪いものにしてしまった。きたないもの、価値のないものにしてきた、と。
《神との友情上-P42》
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お金は、人生を生きるためのツール(道具)の1つで、お金自体に正邪も善悪もありません。
人間がそれをどう扱うかによって、お金の正邪が決まるのです。
過去に経験したお金にまつわる邪悪な面が、人々の心に浸透して、「お金は汚いもの、邪悪なもの」という先入観が植え付けられてきたといえるのです。
『神との対話』には、1-26で書いたように、物事を行なう際の魂レベルの基本ルールは、他人の合意と許可があること、他人を傷つけないこととあります。
お金についても同様で、そのルールに則ってお金を稼ぎ、お金を消費するなら、何ら悪いことでも忌み嫌うことでもないのです。
「好きになるのは、オーケーだ!これも10回、くり返しなさい。わたしは金が好きだ」
『神との対話』2-P111では、そういっています。
作品名:本当の自分を取り戻す-『神との対話』 作家名:伊能言天