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The Jamming Converter girls

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繰り返し放送されて。自分の声を聞くのも



二十三世紀になっても手回し式の緊急要ラジオはある。混信防止のためFM放送を行っている。

センターの優が、このアイドルユニットのリーダー。
「でも、自分の話をしている声を聞くのも変な気分」
「そうなの。いつも自分の歌を聴いているのに」
「歌と話声は違うのよ」
「今は歌も上手くないとダメなんだし。でも中等部と高等部は週休三日制になって、その分、余暇が増えて」
「でも、昔の人が思い描いた未来はいつまでたっても来ないね」
「うん。技術者は多いけど新しい技術が怖い人が多いからでしょう」
「だって人間の遺伝子も自由に操れるし。それって怖くない。あと自分の年齢も好きな年齢で止められるし」
「良いような悪いような」
「では、八百屋に行って、歌の準備を」
「がんばりましょう」

作品名:The Jamming Converter girls 作家名:AkiNagasawa