愛の重さ セックスの重さ
「ただのセフレ」
束の間の幸せでも人はいいと思う時がある
頭の中では道徳観や背徳感が顔を出すが
目の前の幸せにすがりつきたい時もある
好きなパートナーがいる でも・・・
それとは別に抑えきれない衝動的な自分がペロリと舌を出す
理性と欲望を一緒にもみくちゃにして 普段の自分を壊したくなる
遊ばれているのかもしれない ただのセフレ
でも
そんなことより目の前の欲望に体を預けることで
忘れたいことが忘れられる
愛なんてない
これを愛と呼ぶのなら軽すぎる
だけど どこかで愛の重さに潰され 自己嫌悪に陥る
男も女も こんな気持になるなんて知らなかった
君の告白 重すぎる
そして僕の告白は もう一度嘘で固めて どこかに投げ捨てたくなる
作品名:愛の重さ セックスの重さ 作家名:海野ごはん