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海野ごはん
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novelistID. 29750
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愛の重さ セックスの重さ

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「ただのセフレ」





束の間の幸せでも人はいいと思う時がある
頭の中では道徳観や背徳感が顔を出すが 
目の前の幸せにすがりつきたい時もある
好きなパートナーがいる でも・・・
それとは別に抑えきれない衝動的な自分がペロリと舌を出す
理性と欲望を一緒にもみくちゃにして 普段の自分を壊したくなる
遊ばれているのかもしれない ただのセフレ
でも
そんなことより目の前の欲望に体を預けることで 
忘れたいことが忘れられる
愛なんてない
これを愛と呼ぶのなら軽すぎる
だけど どこかで愛の重さに潰され 自己嫌悪に陥る


男も女も こんな気持になるなんて知らなかった
君の告白 重すぎる
そして僕の告白は もう一度嘘で固めて どこかに投げ捨てたくなる