ぶろぐがわり
ラッキーピエロ、ホテル、翌朝
ラッキーピエロの本店には、たくさんの人が並んでいます。出入り口のまん前には大きな赤い椅子。王様がふんぞり返るのがとても似合いそうな感じです。そこに子供がきゃっきゃとはしゃいで座っています。
「私も座りたい……!」
そんな感じのことを言っていた友人が、子供が遊んでいるのを眺めているだけでは飽き足らず、とうとう椅子に座りました。写真をとってくれとスマホを渡してきたので、シャッターボタンを押しっぱなしにして連射にしてやります。
頼んだのはチャイニーズチキンバーガーとベーコンエッグバーガー(だったはず)です。チャイニーズのほうは大きなチキンに甘辛な味付けで、ビールできついお腹でも食べられてしまいました。続いてベーコンエッグですが、こちらもまずいわけありません。卵がとろりと垂れてきて大惨事です。おいしいですが。
きついお腹に大きなバーガーをふたつ突っ込んで、今お腹を押されるとポンプのように出てきてしまうのではないかと思っていると、となりにいる友人が「もう食べられない」といいだしました。
みると彼女はカツ丼を食べています。なぜカツ丼? と思うかもしれないですが、これもまぁうまいのです。ただ、まぁラッキーピエロのご利用はご計画的に、といった感じですね。お腹的に。
ラッキーピエロ限定のコーラを友人が奢ってくれて(缶ジュースだったのでまだ飲みません)、もうこれは晩御飯いらないな、となったところでホテルへと向かいます。ホテルは五人一部屋です。
徹夜で運転したがんばったで賞の友人は着くなり布団にだいぶで眠ってしまいました。そう思っていると、なんと私以外全員が床についたのです。仕方なく、お風呂に行くことにしましたが、なんせお腹がきついきつい。「ハラキツイ、アァ、ハラキツイ」と服を脱ぎながら呟きます。誰もいないのが幸いです。
がらりと曇りガラスを開けると、そこはびっくり、大(と書いて小)浴場。浴槽は一般的なものの二倍無いほどで、洗い場も……あぁ、二倍ないですね。
お風呂から上がった後、某アイドルが無人島を開拓してるのを見ながらうとうとし、イカスミラムネ(イカール星人とラムネ参照)がカットされた事実に驚愕し、適当にお酒を飲み、私たちは眠りにつきました。
翌朝、誰かがセットした目覚まし時計がジリリとけたたましく鳴ります。それをいの一番に叩いてとめた後、ほかの人が寝ているのを尻目に一人お風呂へと向かいます。お風呂から戻った後、起きはじめたみんなといくらか談笑し、次の目的地は函館山に決まりました。
コンビニで買った軽い朝食を適当に食べて、いざ、出発です。