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漢字一文字の旅  紫式部市民文化特別賞受賞作品

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33―2 【噴】

 【噴】、(フン、ふく)と読み、右部の意味は花がいっせいに開く形だとか。それは中にある力が激しく、勢いよく外にふき出すことを意味する。
 その一つが「噴火」。

 2011年の3.11東日本大震災後、富士山が大噴火するのではと心配されている。
 そして今回、産業技術総合研究所は「内部にひびが入ってると爆発的な噴火を起こしかねない、そんな状態だ」と分析結果を発表した。

 富士山は寿命10万年の若い活火山だ。かっては100年に一度のペースで噴火を繰り返してきたとか。
 しかし、直近の噴火は1707年の宝永噴火。関東一円は大きな被害を被り、横浜辺りで10センチの火山灰が積もったとか。

 それからすでに300年の年月を経てしまった。そのため、大きなマグマ溜まりがあるとされている。
 いつ噴火してもおかしくない状態だとか。

 世界文化遺産となったと富士山、まさに噴火寸前だ。
 登山で賑わってるようだが、やはり遠くから拝んでるのが一番だと思うが……。

 とにかく【噴】、「噴火」だけは御免被りたい。
 「噴水」くらいにしておいて欲しいものだ。