ヤマト航海日誌
誰かにやられてそいつがバレたら君が五年願ってきた夢もそこでおしまいだろうに。〈ハーメルン〉の情報を見ていてどうしてひとりもやらないと信じることができるのかね。『2199』の沖田が毎度「信じるのだ」「信じるのだ」と言って〈ヤマト〉のクルーどもが信じて危機を脱するのは出渕裕が何も考えてないからであって君はそれと同じだよ。信じていればわけのわからない奇跡が常にドドンと起きて救われると謳う人間を信じちゃいかん。
だから、さあ早くやれ。チャンスは今このときなのだ。と言うわけで、まだ気づいてないだろうが長らく非公開にしていた〈2.novelist〉の『敵中横断二九六千光年』をまた公開致しました。トップページの〈今話題の小説家〉かおれの〈プロフィール〉〈投稿作品を見る〉からどうぞ。ただし〈ハーメルン〉ではツッコミを受けて手を入れた部分が直さずそのままだったりするのでコピペしても盗用の役には立たないと思います。やるなら〈ハーメルン〉のをどうぞ。
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――と、こう書いた後で〈ステルス兄貴〉から返信があり、「失礼しました」とかなんとか書いてあったので『おや?』と思いながら見ると消したはずのおれのコメントがまた向こうに送られていたので削除し直した。けどまだ案外どっかに残っていたりしねえだろうな。油断も隙もない。こういうことがあるから君は気をつけたまえ。
彼にはかえって悪いことをしてしまったが、言うまでもなく彼の場合は別におれの盗用を企んだわけではないだろう。〈ステルス兄貴〉の〈ハーメルン〉人気投稿作『星の海へ』はなんでも〈宇宙戦艦ヤマトと魔法少女リリカルなのはのクロスオーバー〉とのことである。おれにはよくわからんが、そういうのが好きな人にはきっとおもしろいのであろう。おれのプロフィールからリンクをたどって読まれてはいかが?