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ヤマト航海日誌

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「なあ、よく考えてみろ。そんな別に偉い人から認められたわけでもないゴミみたいなもんにだな、マークを付ける〈最初のひとり〉とか〈最初の十や二十のひとり〉なんていう、そんなもんになるのがどれだけバカらしいことか。人に知れたら恥ずかしいだろ。笑われるだろ。だから絶対やっちゃいけないとわかるだろうが。みんなが認めるまで待って、それで初めて『オレは前から知ってた』と言うのが、自慢できることじゃないかよ」

「うん。だから、そうなる前にやって人には黙っとく。それで別に損はしないという話で……」

「違うだろ! なんでそう考えんだよ。お前はバカか! 損だよ、損だ。そんなの損だ! オレはしねえぞ。絶対しねえ! みんながいいと言わない限り絶対しねえ! そうだよ。人がもしもだよ、まさかそんなこと絶対にないと思うけど、もし何万て人間がこいつをいいと言ったならば、そのときはまあ認めて買ってやってもいいよ。オレ自身はこれっぽっちもいいと思ってないけどね」


君がこんな生き方を変えられない人間なのをおれはよくわかってるのでおれは君に期待しない。そのうち後でもう少し利口なやつがこれを読み買ってくれるかもしれないのだから、その人物に期待するよ。きっと今夜は悪魔の夢が見れるだろうな。


(付記:『ヤマト空想科学教室』というのは以前このサイトに出していたものだが現在は削除した)

(付記2:この後しばらくこのブログの更新をせずにようすを見ることになるが、おれはこれを書いた時点では、まだ人間を信じていた。つまり、ここに『まさか本気で本当におれが書いたの盗もうとしたわけでもあるまい。』と書いたのは本心だったのである。そもそも、『市橋達也を山に埋める』を出した時点で、よほど頭が悪くなければ盗用など不可能と誰でも悟るはずだと考えていたのである。しかしそれが完全な間違いであったのを、この年後半、投稿を再開してみて知ることになる)



作品名:ヤマト航海日誌 作家名:島田信之