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リンドウノミチヤ
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秋の名残り
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鼓膜の側で大声が聞こえた。大丈夫だからな、今救急車を呼んだからな、まるで自らに言い聞かせるように叫び繰り返し彼女の名を呼ぶその声。
そうだ、ただひとつ心残りがあった。
統也。貴方は私といて幸せだったのだろうか。故国からこんなにも遠く離れた場所で生きることを余儀無くされ、肉親とも会えず、それでも貴方は幸せだったのだろうか。私には分からない。貴方が私を選び、数年間共に暮らしていた間も分からなかった。貴方がかつて追い求めた少年は何処にもいないというのに。
作品名:
秋の名残り
作家名:
リンドウノミチヤ