小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

SAⅤIOR・AGENTⅡ

INDEX|59ページ/172ページ|

次のページ前のページ
 

 セイヴァー・ベースの一室にあるサイモン専用ラボ。
 両開きの厳重な扉の向こうではサイモンが自分のセイヴァー・ギアの最終調整を行っていた。
 壁一面が複数のモニターとなっており、街中に仕掛けた隠しカメラの映像が映し出されていた。
 さらにモニターの側にはそれらを操作する卓上全てキーボードになった黒い光沢を放つデスク、部屋の中央には機械の台座が設置され、その上にサイモンのセイヴァー・ギア置かれていた。
 現在サイモンが持つタブレットとケーブルで繋げられ、データをインストールしていた。
「後少しで完成だぜ、オレのベイビーちゃん」
 サイモンは自分のタブレットにキスをした。