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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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moonlight特別編 -恋する瞳はツンツンツン!?-

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■二月十四日 朝 岩国総合高校 駐輪場〈シーンNO.4〉

   【SE】自転車の音。
   【SE】自転車のブレーキ音。
   【SE】自転車のサイドスタンドを下げる音。
   【SE】鞄を開ける音。

ネオ 「(チョコが鞄の中にあるのを確認して)よし、あるわね」

健斗 「なーにがあるんスか?」

ネオ 「(びっくりして、裏声で)ひゃあっ! (後ろを振り返り、心底驚いたように)け、けけけ、けんと! い、いい、いつからいたのよ!?」

健斗 「さっきからおったっスよ」

ネオ 「み、見てないよね?」

健斗 「へ? 何も見てないっスよ」

ネオ 「(問いつめるように)ほんとにほんとにほんとにほんとに?」

健斗 「(何を言っているのか分からないように)ほ、ほんとっスよ! わ、わけがわかんねぇっスよ、先輩」

ネオ 「わけわかんなくて結構よ」

健斗 「は、はあ」

ネオ 「じゃ、わたしは忙しいから。(追い払うように)シッシッ」

健斗 「俺は犬っスか! ちょっと待ってくださいよ、先輩」

ネオ 「(面倒くさそうに)なーに?」

健斗 「(ネオの不機嫌な態度にもしれっと)はい」