森の館
ピロリンとポロランは木陰で、木のスプーンで食べています。
広い木のテーブルの傍らには澄んだ湖が大中小と3個広がっておました。
ピロリンとポロランはこの3個の湖をそれぞれ使い分けていたのでした。
大きい湖は一番遠くにあります。
中くらいの湖は真ん中にあります。
中くらいの湖は川へ続いているのが見えました。
小さい湖はテーブルから一番近いところにありました。
この小さい湖からはいつも澄んだ水が湧き出ていたのです。
そして、木をくり抜いて作った器を小さい湖の澄んだ水が湧き出ている近くに
いつも置いていたのです。