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天田昇
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森の館
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ピロリンは水の入ったバケツをポロランの作業している
場所に置きました。
「ポストはできたよ ポロラン」
ポロランはピロリンの後からついて行きました。
「そう ピロリン どれどれ」と云いながら
無花果の木に備え付けたポストを眺めました。
「まあ ピロリン すてき!」
「ねえ ピロリン」ポロランは云いました。
「ピロリンとポロランの文字にも色を塗ったらどおかしら・・・」
「ん?・・・・そうだね ポロラン」
作品名:
森の館
作家名:
天田昇