森の館
食事も終わりお茶も飲み終えたピロリンとポロランは
夫々の予定の為にいそいそとけれどもゆったりと
ピロリンは麻の布袋を持って館の玄関前のお庭に行きました。
ポロランは食事の後片付けに取り掛かりました。
ポロランはピロリンが留守の間にエプロンのポケットの
刺繍縫いは出来上がっていたのでした。
ポロランは午後は刺繍を縫った大きなポケットをエプロンに取り付けます。
ピロリンは麻の布袋から木の枝を取り出して1本に2ヶ所赤く均等に印を付けました。
その木の枝をノコギリで伐ると他の枝はその長さに合わせて伐り始めました。