森の館
ピロリンは玄関に置いてあった看板を取り出しました。
看板には「ピロランとポロラン」と描いてありました。
ピロリンはこの看板に文字の上から白いペンキを塗りました。
「これで良し!」看板は真っ白になりました。
白い雲の形をした看板を木の柵に立てかけると
「お~い ポロラン」ピロリンは叫びながら
ポロランの居る裏庭へ行きました。
ポロランはお部屋からピロリンを見かけると
「何ですか?ピロリン」
ポロランは刺繍を縫っていた手を休めて聞きました。
「木を拾いに行って来るよ」
「はい ピロリン気を付けてね」
ピロリンは麻の布袋を持って木を拾いに出かけました。