ihatov88の徒然日記
86受難の季節到来 11/30
単車に乗ります。今は単車で通勤しています。といいますのも勤務地まで電車で行くと倍近く時間がかかるのと、ウチのワイフから車を奪うとどこへも行けなくなります。
でもって車を二台買うほどの使い道もスペースもなく、ワタクシ自身今年の春に患った斜視のおかげで死角の多い自動車は極力乗らないので、さらに単車の方が利便性がすこぶる高いのです。渋滞なし、死角も少ない、そして燃費は車の三倍以上。
先に良いこと書きましたが、良いことばかりでもないのです。
雨の日はカッパ着て完全防備で職場まで挑むのですが、これがゲンナリなんです。強い雨だとカッパも役に立たなくなります、風が強いと思わず飛ばされかけたりします。
ま、それもしゃーないので、毎日相棒に股がりブルン、ブルルンとスロットルを回して渋滞で往生する車の間をぬってほぼ時間通りに出勤出来ます。単車歴もかれこれ20年超、これまで走ってきた距離と場所だけはかなりあるので(ワタクシの旅日記『鉄の馬で~』参照)、職場の皆さまには悪天候の日は心配されますが、実はそうでもないんです。
* * *
ハイ。ここまでは無いに等しい見栄を張ったハナシ。いつものようにここからグダグダになりますよ~。
今の部所に着任しておよそ七ヶ月、雨も風も苦にせず走って来ましたが、やって来たのです、この季節。
冬
ですよ、冬、ウィンター、winter。個人的には冬は嫌いでありません、むしろ好きです。しかし、寒いのだけはどうにもなりません。単車通勤受難の季節到来です。
若い頃は通学やバイト先まで乗ってましたが、せいぜい20分以内の距離。現在は一時間弱かかるので、最初の30分までは身体がもつのですが、それを過ぎると急激に消耗を始めます。手の感覚が徐々に奪われ、到着した時には既に一仕事終えた感じです、これから業務を始めるのに――。
渋滞すり抜け出勤して、寒い身体温めてガタガタ音のするアゴの動きを止め、雨の日には雨具整えて準備して「さあ、業務を始めましょうか」と言ったところで、車で来る皆さまは業務始めてるのです。渋滞すり抜けても結局似たり寄ったりなんです……。
他の皆さまが心配する意味がわかりました。
「通勤大変やねえ」
ではなく、
「仕事、できる?」
やったんですね。
作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔