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ihatov88の徒然日記

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107食欲の……は禁句?9/8


 そういや、九月に入って蝉の鳴き声が聞こえなくなりましたね。あんだけ暑い暑いと言ってても秋はちゃんと来るんですね。
 蝉がアレだけうるさいのは、種の保存のための求愛行動なんですよね。そう考えればなんとも儚げな感じもします。

 今年は暑かったので、水分補給と称して水を飲み、夏バテ防止と称して飯を食べ、熱中症対策で外には出ずに昼寝をしたのです。
 そして、九月。
「さあ、ちょいと秋物の服を着て出掛けましょうか」
 クローゼットから服を出して、ズボンをはいてベルトを締めると……、

   おやっ?

 もう一度ベルトを通して締めると……。
「これは……」
 
 前フリでお分かりでしょうが、太ってしまいました。ベルトで言えば穴1個分。

 確かにワタクシ、低血糖持ちなので夏場は急に立ち上がると辺り真っ暗になります。それがあるので、起きてる時は時間を開けずに少しずつ何か食べてます。それが仇となっちまいました。

 最近、配置がえもあって涼しいトコロで仕事してるんですよね。なので運動不足もあり、このザマです。
「ああ、夏場って汗かくから人って痩せるんちゃうのん?」
と職場で持論を展開したら同僚がひとこと。
「実は冬の方が脂肪を燃やして体温維持をするから、暑い夏の方がエネルギーの消費は少ないんですよ」

「へぇ――」
ワタクシが無学でした。理系の学部を卒業した同僚の言うことは確かに理にかなっている。暑かったら熱を作る必要がない。汗をかいても出るのは水分、エネルギーを消費(=脂肪を燃やす)するわけではないということですか。

 そして職場に着くとデスクに一通の書類が。ふむふむドレドレ、
「健康診断のお知らせ」

 ワタクシの戦いは既に始まっているかもしれません。
作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔