ihatov88の徒然日記
132シリーズ80'sその2 7/7
前回に続いて1981(昭和56)年のエセー。
――の前に。当時の出来事ってその当時の年齢で受け取り方って変わるんやな~、と思ったのがコメントやメッセージを通じて思ったことです。
ま、エセーということでワタクシ視点ということで書こうと思います。
八馬的出来事は、小学校に入学しました。これから続く長~い学生生活の始まりです。入学したのは都会の下町の真ん中にある小学校で、その時創立60周年だったので大正からあったということになりますね。
床はきしんで所々痩せほそっていたので、掃除の時はちり取り使わず床の間に埃を落としてました。
当時の先生もなかなか豪快で、確か大正生まれのベテランの先生でした。叩く、暴言はいつものこと。厳しいと言えば厳しかったですが、人の尊厳までを否定するほど無茶苦茶ではありませんでしたが、今の時代ではそぐわないでしょうねぇ……。
当時のイベントで印象に残っているのは「ポートピア博」でした。地元神戸の埋立島、ポートアイランド(←中央区港島町です)で行われた博覧会です。各企業がパビリオン建てて、技術の粋を魅せるわけです。首都圏のように毎年モーターショウやゲーム博やってないので、当時の八馬少年は夢を膨らませたものでした。今では夢破れ、科学少年にはなりませんでしたが……。
その時の交通手段がポートライナーというトラムがあって、当時から無人で、しかも全駅二重ドアで路線に落ちるということはないものでした。まだ当時は国鉄の快速電車のトイレは底に穴あいたてただけだったり、対面席には灰皿があったりでしたからえらく「未来電車」チックに見えたわけです。
お茶の間の夜といえばテレビでした。家にテレビが一台しかなかったのでおのずと家族が集まります。甲子園の野球中継(←しかも試合終了までする)や、ドリフのコント。アニメで印象に残っていたのは「ドラえもん」や「アラレちゃん」でした。
この年印象に残ったスポーツイベントは、具志堅用高が防衛戦で破れるのをリアルタイムで見たのは印象的でしたね~。当時はボクシング=具志堅でしたし絶対的王者が倒れるのは子どもながらに衝撃的でした。
――で、今のキャラも衝撃的(←ココ、冗談ですよ)。輝かしい実績があるのにあのキャラだからこそ面白いんでしょうね。個人的には面白いので好きなんですけど。
次は1982(昭和57)年です。
「よーし、次行ってみよう!」
って怒鳴りも当時のものですね。
作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔