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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~(完結編)

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 それを延々と聞かされる愛奈は我が事だけに、余計に羞恥に悶えることになる。拓人は女の身体だけでなく言葉でもいたぶり責め立てることで、余計に興奮して自らも煽られていくようだった。
 もうこれで幾度めの絶頂に達しただろうか。愛奈は息も絶え絶えのところを烈しく口づけられ、酸欠状態で意識も朦朧としていた。そのため、拓人が彼女の両脚の間に入り込み、そのすんなりした脚を大きく割り裂いたのも気づかなかった。
「これだけ解して濡れれば十分だろう、ん?」
 また奪い尽くされるような烈しい口づけを仕掛けられた。息の出来ない苦悶にもがいている中に、彼女の濡れそぼった蜜壺の入り口に猛った固い楔が当てられた。
 次の瞬間、愛奈の白い身体が大きく撥ねた。
「い、―たい。痛ぁーい」
 自分の身体に何が起こったのかも判らず、愛奈はただ断続的に襲う激痛に涙を振り零した。
「痛いっ、拓人さん、痛いの」
 泣きながら痛みを訴える愛奈の髪を撫で、拓人が優しく言い聞かせるように囁く。
「大丈夫だ、すぐに良くなるから、しばらくの辛抱だ」
―良くなる?
 その言葉の意味も判らないままに、痛みはどんどん増してゆく。そして、最後の激痛が訪れた。まるで下半身が真っ二つに裂かれてしまったのではと思うほどの痛みだった。
「―! あぁっ、あ、痛い」
 愛奈は耐え難い激痛に泣き叫び、拓人に許しを請う。痛みは彼が動く度に繰り返されるのだ。
「拓人さん、お願い。もう止めて、許して。これ以上、堪えられない」
 この痛みが少しでも早く終わって欲しい。そう願いながら、愛奈は更にそれから長い間、拓人に蹂躙されねばならなかった。
 明け方、ついに愛奈はか細い啼き声を上げながら失神した。一晩中、処女を失ったばかりの痛みを訴え続ける身体を抱き、拓人は無情にも陵辱の限りを尽くしたのだ。
 その翌日も愛奈はその部屋で一日中、拓人に抱かれ続けた。最初は拓人がズボンの前をくつろげ猛り狂った一物を見せる度に怯えていた愛奈だった。だが、純潔を失った痛みが徐々に薄れ、代わりに快感が彼女の感覚を支配し始めるようになると、その怯えもなくなっていった。
 三日間に渡ってホテルの一室ではあらゆる陵辱が行われた。四日目の朝、拓人は愛奈を別の場所に移した。そこは彼の勤務するアーク本社ビルにもほど近く、深夜まで会社で溜まった仕事を片付ける際、彼は自宅に帰らずにここに泊まることが多かった。
 もっとも、愛奈と暮らすようになってから、殆どこちらに寝泊まりすることはなく、彼は毎日、自邸から通勤して、どんなに忙しくても時間がなくても定時には帰宅していた。彼の心を自宅に繋ぎ止めたのはもちろん、彼の欲してやまない可愛い小鳥の存在であった。
 拓人は会社近くに借りた高級マンションの一室に愛奈を監禁したのである。ご丁寧に控え室となった一室には常に黒服の男が二人、常駐した。むろん、愛奈が逃げないように厳重な監視下に置くためであった。      そんな状態で逃げ出せるはずもない。また、一室に閉じ込められての連日連夜の荒淫は次第に愛奈から逃げようとする気力まで奪っていった。愛奈が狭い一室に閉じ込められてすることといえば、暇があればやってくる拓人に抱かれることだけ。後はただ三度運ばれてくる食事に気まぐれに箸をつける以外、何もすることはなかった。
 高校の担任大木先生からは拓人の家に毎日のように電話がかかっていたが、拓人は愛奈は病気で療養させているとしか応えない。大木先生はならばひとめ顔を見たいから見舞わせて欲しいと申し出ても、拓人は頑として受け付けない。最早、拓人が愛奈をどうかしているとしか思えなくても、愛奈の保護者であり血縁でもある拓人に逢わせないと言われれば、どうしようもない。
 もちろん、監禁されている愛奈がこんな経緯を知る由はない。今の彼女にとっては男に抱かれるのを待つだけがその生活のすべてであった。
 あの日、鳳彩ホテルの遊廓を模した一室に連れ込まれてレイプされた夜を境にして、愛奈の生活は一変した。今や愛を育むべき場所の寝室が愛奈の鳥籠になった。拘束されて身の自由を奪われて抱かれることが愛奈の興奮を増幅し官能を高める。
 そのことを知った拓人は愛奈の両手を縛りつけた状態で、よく愛奈を抱いた。時には派手な色柄の長襦袢を彼女に着せ、その裾を腰まで絡げて四つん這いにさせて、背後から貫いたりもする。
 どうやら拓人は昔の遊廓風のシュチエーションで女を抱くのが好みらしく、マンションでもよくそういった和風の趣向で愛奈を抱いた。そのため、彼女の手を縛るのはいつも着物を着るときに使う腰紐だ。
 拓人は毎日、愛奈を抱くためにマンションを訪れる。それ以外の時間は薄いネグリジェしか身に纏うことを許されない。最初にその薄物を見たときにはショックで言葉を失った。蝶の羽根のように薄いベビードール風のネグリジェは夜着というよりは、どう見ても下着でしかなかったからだ。
 しかもネグリジェの下には下着を着けることもできない。用意されたのは一枚きりだった。
―これを着ろと言うの?
 愛奈の小さな顔は絶望と失望に駆られて蒼白になった。思わず縋るように拓人を見上げると、彼は事もなげに頷いた。
―もちろんだ。
―せめて下着は付けさせて。
 こんな男に願い事なんかしたくなかったけれど、これではあんまりだ。透ける素材のネグリジェは殆ど衣類としての機能を果たさないだろうことは明白だ。下着を付けなければ、身体の線はすべて露わになってしまうだろう。
―駄目だ。
 拓人は無情に言い放ったどころか、
―早速、着てみろよ。
 と、傲岸に命じてきた。
―いやよ。
 愛奈は頑なに拒否した。だが、結局、いつもどおりで、この男には逆らえないことも判っていた。拓人の命じることに逆らえば、この後、大抵は腰が立たなくなるまで執拗にベッドで責め立てられることは判っていた。そうなると、幾ら許しを請うても、彼は容赦ない陵辱魔と化す。
 辛い折檻のような性交がいやならば、拓人の命令を受け容れるしかない。愛奈は拓人の前で衣服を脱ぎ、薄いネグリジェに着替えた。もちろん下着は付けていない。拓人の愛撫を受けるようになってから、更に丸みを帯びて豊かになった乳房から下肢の淡い茂みまでがすべて透けてくっきりと見えた。
 拓人の視線が次第に燃えるような熱を孕んでいくのがはっきりと判る。熱を帯びたまなざしが身体の隅々を視姦する。堪らないほどの羞恥を感じるのに、何故か身体ははっきりとした反応を示すことに、愛奈は戸惑いを隠せなかった。
 拓人の烈しいまなざしに射竦められ、胸の突起はつんと勃たち上がり、固く凝った。下肢のあわいの蜜口は直にしっとりとした蜜を湛えて溢れんばかりになった。自分の身体のすべてが男の欲情にまみれたまざしによって、淫らに反応していることが信じられなかった。
 男に吸って欲しい弄って欲しいとねだるように乳房の先は甘く疼き、幾度となく男の剛直を受け容れた蜜壺は早くいつものように雄々しく反り立った彼自身で奥の感じやすい場所を貫いて欲しいと焦れている。みっしりとした彼の一物で蜜道を埋め尽くして欲しいと空虚さにひくついて彼を求めている。
―こっちにおいで。