詩集
偽りと防衛線と子供と上辺
2014年 3/7 【金曜日】
君に嫌われたくなくて、
少しでも距離を縮めたくて、
今日まで頑張ってきたんだ。
でも、それはただの防衛線で、変えられない自分の言い訳。
愛してもらえなくて、
傍に近寄れなくて、
ひたすら言い訳を探してたんだ。
でも、それはただの逃げ道で、怖くて逃げていただけだった。
本当に好きなら、変えようって頑張れたんじゃない?
どうなっても後悔しないように告白してたんじゃない?
私は今、どうしようもなく迷っているんだ。
もしかしたら私は君の事が好きじゃなかったんじゃないかって。
彼は友達の好きな人だった。
『友達』、つまり『人』の好きな『もの』を
奪いたかっただけなんじゃないかって。
自分の気持ちが見えなくなる。
私はまだ子供だから、恋愛なんてどうでもいいって思ってるのかもしれない。
だから何もしなかった。
変わろうとも、変えようとも、何もしなかった。
偽りの心だったのかもしれない。
想いなんてなくて、中身なんて無くて、形だけで・・・・・・。
私が1番嫌っていたもの。
「上辺だけの優しさなんていらない」
そう思っていたのも、嫌っていたのも、いらなかったのも、私。
それなのに私が君に抱いていたのは、そんな『いらないもの』だった。
じゃあ、私の心なんて、 い ら な か っ た ん じ ゃ な い ?
~ポエム~
恋してたはずなのに、
好きだったはずなのに、
どうしてかな。
今は
はっきりそう言えない。