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滝沢クリスタル
滝沢クリスタル
novelistID. 50151
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せきねとゆかいななかまたち

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せきねとらいおんまる



かぜのつよいあるひ


せきねはたきぎをひろいにもりへとやってきました



びゅーびゅーびゅー



かぜはつよくふきつづけます


「うーすごいかぜだ!はやくたきぎをひろってかえろう」


せきねはそういいました


「おや?すごいぞ!こんなにいっぱいたきぎが!!」


おおきなきのねもとにはもちきれないほどのたきぎがありました


「よいっしょっと、これだけひろえればじゅうぶんだ」


せきねはそこにあったたきぎをひろうといえへとむかおうとしました


「おーーーーい」


うしろからおおきなこえがきこえました


「このおおきなこえはらいおんまるだな」


せきねはそういうとふりかえりました


おおきくてけむくじゃらのらいおんまるがとおくからはしってきます


「やあせきね、きみもたきぎひろいかい?」


とらいおんまるはいいました


「あれ?ここにたきぎをあつめておいたんだけどなぁ?」


そうです、きのねもとにあったたきぎはらいおんんまるのたきぎだったのです


「あぁ、きみもばかだな。こんなにかぜのつよいひいにものをおいておくなんて」


とせきねはいいました


「ああそうか、ぼくはなんてばかなんだ」


らいおんまるはくやしそうです


「じゃあおれかえるから」


そう言い残すと関根は走り出した。


向かい風をうけ、関根は走った。


ふと立ち止まり、徐にタバコへと火をつけた。


ブルブル


携帯のバイブレーションが風を受ける関根の身を震わせた。







from:らいおんまる


「おれ、見てたからな」







「あぁ、そうか、つまりはそういうことか」


関根はそうツイートすると、ゆっくりと歩き始めたのであった。