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木と鳥-コブチくんとみすずちゃんに

　独り高く立つ木に留まる可憐な鳥一羽
　日の出を見て相笑い　日没を見て相泣く
　心に感ず　これ真に美なりと

(ただ一本高く立っている木に、可憐な鳥が一羽留まっている。木と鳥は、日が出るのを見ては共に笑い、日が沈むのを見ては共に泣いていた。私はそれを見て、これこそ真に美しいものだと感じた)