運命計算に関する報告書
とにかく、11144日であるとか、13444日、あるいは、14444日といった、頂点は登山で言えば空気が薄くなるところであり、で、あれば運命的に本当にしんどいことになる。体調がしんどいのではなくて、運命的にしんどい。もう一人例を上げます。
ヤマグチノボル 作家
1972年2月11日
2011年7月15日 14399日
自身が末期癌にあり、抗がん剤による延命治療中であることを発表。
2011年8月4日 14419日
本人のTwitterなどを通して手術が無事に終了
命の危険。そういうものを感じる。それが4。日本人が4を死に通じるとして忌み嫌ったのはまったく根拠がないことではなくて、こういう、四番目の日取りに何か悪いものを感じていたからではありませんか?私はそう思います。
ヤマグチノボル
2013年4月4日 15028 永眠
十
少し話がそれてしまいましたが(それでも大事なことです)、実はここで、大事なことがもうひとつあるのです。それは、因と果の帰結。あるいは、エネルギーの入りと出はイコールだというもの。なにを言っているかよく分からないと思うので、簡単に説明します。計算機があれば分かりやすいと思います。手塚氏の例で言えばこうです。
1962 12.●12444
虫プロダクションが株式会社として新発足。(1962年12月1日は12446日です)
1968 5.25 14448日●14444
新宿<コボタン>にて<第二回手塚治虫展>開催、6. 9には手塚治虫と語る会が催される(~6.24)。
1973 11. 1 16434日●16444
虫プロダクション倒産。
14444-12444=2000
16444-14444=2000
虫プロの誕生と倒産は14444日を中心にほぼ2000日でバランスする。エネルギーの入りと出は同じ。このような14444日(正確に言えば、444日、44日ですが)を中心とする事象の平衡化(生き死にでつりあうということです)こそが因果、ということであり、おそらくはシンクロニシティというものの正体であるのだと私は考えます(実際には、444だけが中心ではないのですが、少し話が難しくなってしまうので、とりあえず今はそれだけで十分です)。
4を頂点とした登山が人生。4の部分で人は事件に巻き込まれたり、場合によっては死んでしまうこともある(もっとも、そういったこととは無関係に亡くなるひともいます。そういう傾向にあるということです)。そして、エネルギーの入りと出はバランスする。おそらくそうなっている。
別の言い方をすれば、過去のある時点で投げたボールは未来のどこかの時点で必ず自分の手元にもどってくるということでもあります。
例えば12000日に空に向かってロケットを発射したとする。それは、14444日を中心、中央として14444-12000=2444。14444日に2444を足した16888日に私に戻ってくる。そのエネルギーが戻ってくるはず。過去に放出した私個人のエネルギーを私は未来に受け取る。受け取らざるを得ない。運命とはそういうもの。
私の仮説のひとつです。
十一
さて、前項で過去に放ったエネルギーと未来に受け取るエネルギーは、4を中心にほぼバランスするという話の補足、というか私が考えている答えの出ない問いのことです。
人間というもの、あるいは命というものは、
『まず生まれてから最初の9999日を有る程度予測なりを立てて、その上で行動計画を立て、生き、学習実行していき、9999日を無事に迎えたら、その後の19999日まで9999日サイクルの二期目を組み立て、さらに19999日を無事に終えると、今度は三期目、29999日を目指す』
のか、それとも、
『だいたいおしまいの29999日までを見越して生まれた瞬間に方向性を決めて、その青写真にそって行動する』
のか、その辺りのことは私にも分かりません。恐らく私は後者だと考えています。多分、その方向性みたいなものは、私ではなくて、私を生んだ両親であるとか、祖父母の運命に影響されるのではないか。それが今の私の仮説です。
『こう育って欲しい』
『こういう分野で生きて欲しい』
そのような強い願いはもちろんですが、家風というか、家の雰囲気というものがあるわけで、考え癖、生き癖のようなものは間違いなく子供に受け継がれるわけです。そのような家族の運命がいわばガイドライン、レールガンのような形になって、子供の生きる方向が定めらる。だからこそ家庭というものは大事になものとなるわけです。
ちなみに日本人の男女合わせての平均寿命は82歳。9999日*3セット=29997日。これがだいたい81歳。だからこその82歳が平均寿命でバランスする。生まれてからの日付が先。寿命は多分後。人間の体が物理的に耐えられるようになり、これ以上寿命が延びると成ると恐らく次は39999日が最終到達点となるはず。110歳が平均寿命になる可能性はあると思います。もっとも、そこまで生きて何をなすのか、私にはよく分かりませんが。
十二
さて、今回はこれまでのような長期サイクルではなくて、短期のサイクルのお話です。といっても、これまで説明したことと同じで、特段に難しいことではないです。たとえば、本日が生まれてから15000日目の人がいたとします。その人は、明日から、15001、15002、15003、15004、15005、15006、15007、15008、15009と短期サイクルを生きるということです。
少し抹香臭い言い方をすれば、9日の修練を行い、9日後に卒業する。まあ、実際はそんなにかしこまったものではないですが、とにかく9単位で物事が進んでいく。人生登山の旅、ですね。いつもの図説です。こんな感じに生きていく(単位は日、です)。
ご自身がいまどの地点にいるかはいつものように
年 月 日 から今日までは ?日目
の項目で日付を調べてください。私でしたら本日2013年12月14日は
15596日目。
だとすれば普通に本日を6の日とすればよい。明日は7。あさっては8、そして、明々後日が9。
で、ここで問題となるのは0の扱いです。ゼロはいったいどう扱うのか。9サイクルと書きましたが、10はどうするのか。その日はゼロではなくて1と扱うのか。どうも、体感実測ですけれど、あまり気にしないでいいようです。つまり、ゼロはないものとして扱い、何事も無かったかのように11を1として扱う。10日、20日はそのまま無視。と、いうのも
『9日単位の短期サイクル』
作品名:運命計算に関する報告書 作家名:黄支亮